LATER SEQUELS SERIES #14
2025年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアＧ(2013)
戦姫絶唱シンフォギアＧＸ(2015)
戦姫絶唱シンフォギアＸＤ(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアＡＸＺ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアＸＶ(2019)
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戦姫絶唱シンフォギアＸＶ
繋ぐこの手には――神(キミ)を殺す力がある
完全なる深紅のラピスは、
ここに砕けて果てた
それでもなお明滅する
パヴァリアの残光
やがて、支配者が眠るゆりかごが
彼方より浮上する
はじめに言葉ありき
アクシズからエクシヴへ
――終着する物語
概要・５
『戦姫絶唱シンフォギアシリーズ』第五期にしてTVシリーズ完結作。 XVは「エクシヴ」と読む。断じて、くしゃみの音ではない。
2019年7月より放送開始。
OP「METANOIA」水樹奈々 ED「Lasting Song」高垣彩陽
これまでのキャラクターに加え、「AXZ」に登場した敵勢力・パヴァリア光明結社の生き残りである新キャラクター達が登場。 ストーリー面では、一期からの謎の解明や本作における「有史以前の神」の存在に切り込む等、シリーズの総決算的な内容となっている。また、原点回帰も意識されており、一期を思い起こさせる様なハードな描写(モブ厳)やセルフオマージュも散見される。
本筋は完結したものの、スマホゲームのXDはこの時点では稼働継続。 アニメが放映終了して約2年後の2021年6月11日より、前述したスピンオフ漫画『戦姫完食シンフォギア ～調めし～』が連載している。
余談だが、第2話にて作中の日付が「2045年1月」である事が判明した。
これから逆算する事によって、キャラクターの生年等が正確に判る様になった。
例を挙げると、立花響はXVの第2話時点で高校二年生冬である為、生年月日は「2027年9月13日」となる。
あらすじ・５
神の力を以ってして、神そのものを討ち斃さんとした原初のヒトガタ、アダム・ヴァイスハウプト。
彼は自身が切り捨てた配下、サンジェルマン達の理想の源、パワーソースであるラピス・フィロソフィカスにて、黄金錬成されたシンフォギア・ガングニールによって撃槍される。
暗躍してきたパヴァリア光明結社はここに瓦解し、
その残党は、各国機関の活躍によって追い詰められていくのであった。
そして――
追い詰められているのはパヴァリア光明結社だけではない。
かつての超大国アメリカもまた、日本に向けた反応兵器の発射事実を非難・追及され、国際社会からの孤立を招いていた。
閉塞した国家間の状況は、新たな世界規模闘争の火種にもなりかねない為、 速やかなる政治的解決が望まれているが、複雑に絡む国家間の思惑は、軋む音をあげるばかりで、遅々として進んでいない。
当該国である日本も、アメリカとの協調政策や、共同の月調査計画を打ち出して関係修復をアピールしているが、どこかうすら寒い表面的なムードに終始して、局面打開には至っていない。
いまだ見えない世界の行く末。
さらに、張りつめた空気はここにも。
都内ランドマーク各所が一望できる、
デートスポットとしても人気の大観覧車のゴンドラに乗っているのは、
私立リディアン音楽院に通う高校生、立花 響と小日向 未来。
ふたりが手にした鯛焼きは白玉入りであり、絶品。
甘すぎず、まるでぜんざいもかくやという口当たりの餡は申し分が無かった。
それでも、ふたりの間に緊張が走るのは、
何の気なしに未来が響に発した、問い掛けに始まるものであった。
「じゃあ、私が誰かを困らせてたら、響はどうするの？」
「へ…」
返答に窮した響の胸の奥にあるものは、果たして。
過去から現在に向けて紡がれたいくつもの物語は、ＸＶに集束していく。
聖骸を巡る攻防は、どこまでも真夏の只中。
はじける湖面を舞台に、少女たちの歌声が輝きを放つ。
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