前回の④で、自分の聞きたかったことと答えがズレていることに気付き、少しだけ質問の仕方を変えて改めて書いていきたいと思います。
〈年を取るとどうして若い人の顔は同じに見えるの?〉
【Copilotの答え】
面白い質問ですね!実はこれ、脳の仕組みと経験の積み重ねが関係しているんです。
脳の「認識空間」が変化するから私達の脳には「紡錘状回(ぼうすいじょうかい)」という、顔を識別するための領域があります。
幼い頃からよく見る顔(例えば、家族や同年代の人たち)を中心に脳内に「顔の認識空間」が形成されます。年齢を重ねると日常的に接するのは同年代の人が多くなり、若い人の見る機会が減っていきます。その結果、若い人の顔はこの「認識空間」の外側に位置するようになり、まるで外国人の顔のように見分けがつきにくくなるのです。
‘’外国人の顔が見分けにくいのと同じ現象’’
これは「人種効果」と呼ばれる現象に似ています。
自分と異なる人種の顔は見慣れていないため、識別が難しくなるように、若い人の顔も”なじみがない”と感じてしまうんですね。
つまり…年を取ると若い人の顔が同じに見えるのは、「見慣れてないから」なんです。
ちょっと切ないけど脳の自然な働きなんですね。ちなみに、逆に、若い人から見ても「おじさん・おばさんの顔が似て見える」ってこと、あるかもしれませんよ!
気になるなら、若い人ともっと交流してみるのも脳の刺激になっていいかも!興味があれば脳の若返りトレーニングについてもお話できますよ。
【チャットGPTの答え】
〈年を取るとどうして若い人の顔が同じに見えるの?〉
とても良い質問ですね。「年を取ると若い人の顔が同じに見える」という現象は、いくつかの心理的・神経科学的な理由があります。以下に主なものを挙げます。
1.脳の顔認識能力の変化
年齢を重ねると、脳の顔を識別する領域(特に側頭葉「紡錘状顔領域」)の活動が弱まる傾向があります。その結果、微細な顔の違いを識別する力が低下します。
2.カテゴリの強化(“他者カテゴリー効果”)
人間は「自分と違う集団の顔」を見分けにくくなる傾向があります。年を取ると、「若者」というグループが自分と心理的に離れて感じられるため、個々の違いを細かく見なくなり、「若者は皆似てる」と感じやすくなります。
それは、「異人種効果(他人効果)」とも似た現象です。
3.注意の向け方の違い
若い頃よりも他人の顔に注意を払う必要性が減るため、「細かく見ようとする動機」が弱まります。関心が薄れると自然と違いにも気付きにくくなります。
4.長期記憶とのズレ
「若者の顔」の基準が、自分が若かった時代に固定されているため、現代の若者の顔立ちやファッション、表情などが似通って見えやすくなります。例えば、「昔はこういう髪型いなかったな」と思うと、今の若者の顔がテンプレ化して見えるようなことです。
まとめ
年を取ると若い人の顔が同じに見えるのは、脳の変化・注意の向け方・心理的距離感・記憶の固定化などが複合的に影響してるからです。
もし、「最近ほんとに見分けがつかない」と感じているなら、それはごく自然なことです。
でも、意識的に観察したり、関心を持って接すると、ちゃんと違いが見えてくることもありますよ。
【Geminiの答え】
『年を取るとどうして若い人の顔が同じに見えるの?』
年を取ると若い人の顔が同じように見えるようになる現象はいくつかの要因が組み合わさって起こると考えられています。主な理由は以下の通りです。
顔の構造的変化への順応と、若い顔の均一性:
年齢を重ねると、顔の骨密度が減少し、骨が縮む、表情筋が衰える、皮下脂肪の量や分布がかわる(減少したり下垂したりする)、肌のハリや弾力性が失われるなど、様々な構造的な変化が起こります。
これにより、顔にたるみやシワが増え、顔全体の印象が変化します。
これらの変化は個人差があるものの、高齢者の顔はそれぞれに特徴的な「老化のサイン」を持つようになります。
一方、若い人の顔は、加齢による変化がまだ少ないため、相対的に似たような特徴(適度な丸みや立体感、ハリなど)を持っていることが多く、その均一性から「同じように見える」と感じやすくなります。
顔認識能力の変化(老顔バイアス):
脳の顔認識機能にも変化が起こるといわれています。特に、新しい顔を認識・記憶する機能が低下する可能性があります。
私たちは、顔を認識する際に目、鼻、口などの個々のパーツだけでなく、それらの配置や全体のバランス、表情など、様々な情報を合理的に処理しています。高齢になると、これらの情報処理に時間がかかったり、特定の情報に偏って認識したりすることがあるかもしれません。
また、長年の経験から、顔の特定の部分(たとえば、目元や口元)に注目して人を識別する傾向が強まることも考えられます。若い人の顔はまだシワやたるみが少ないため、そうした識別が乏しく、見分けにくくなるということもありえます。「相貌失認」の軽度な状態やその他認知機能の変化:
極端な例では「相貌失認」という、人の顔を
識別する能力に障害識別する能力に障害が出る病気がありますが、加齢によってその傾向が軽度に出る可能性も指摘されています。これは脳の特定の部位の機能低下と関連がある場合があります。
認知症などの認知機能の低下があると、さらに顔の識別が困難になることがあります。
社会的要因:
高齢になると若い人と接する機会が減ったり、社会的な交流が限定されたりすることがあります。
これにより、若い人の顔を「見慣れる」機会が減り、個々の違いに気付きにくくなる可能性があります。
これらの要因が複合的に作用し、年を取ると若い人の顔が同じように見えると感じるようになる、と考えられています。
総合的に見ると、
高齢になるにつれての脳機能の衰えが原因なのかな…?と思いました。
半分納得!半分疑問のままですが、大体分かりました。
ただ、私は、高齢に当てはまる程年は取っていません。