私がまだ、病気をする前、働いていた会社で、営業の外回りをしていたのですが、ルート営業で、最初の数日、社員と同行でルートを回らなければいけません。その時に、接客も見られるのですが、言われたのが、「聞いてて聞きやすいなと思ったけど、コンビニ言葉使ってないんだね。」と言われました。これは、褒められたのですが、以前、別の会社に面接に行った時にいわゆる「圧迫面接」を受けまして、その時は、「君、敬語使ったことないでしょ⁉」だったので、悔しくて敬語の勉強をしたりしたお陰か、変な敬語を使わずに済んだのかもしれません。
そもそもコンビニ言葉とは何かというと、
主に、アルバイト店員が使う独特な敬語表現のことです。これは、「バイト敬語」や「ファミレス敬語」と呼ばれ、本来の敬語とは異なる、あるいは不適切な表現が含まれることがあります。
例えば、「こちら、〇〇になります」「〇〇円からお預かりします」といった表現がよく使われますが、これらは誤用と指摘されることがあります。
コンビニ言葉の具体例と正しい表現:
「〇〇になります」:
「〇になります」という表現が本来「変化」を意味するため、商品やレシートを渡す際に、
「こちら、〇〇です」と伝えるのが正しい表現です。
「〇〇円からお預かりします」これは「〇〇円をお預かりします」が正しい表現です。お金を受け取る際に「から」を使うのは誤用とされています。
「~の方」:
「~の方」を使うのは不適切です「照明のスイッチは左の方になります」ではなく、「照明のスイッチは左です」が正しい表現です。
「よろしかったでしょうか」:
ご注文は以上でよろしいでしょうか」が正しい表現です。
コンビニ言葉はアルバイト店員が接客マニュアルで覚えた表現をそのまま使うことで広まったと考えられています。
しかし、これらの表現は必ずしも丁寧な印象をを与えるとは限らず、不快感を与える可能性もあります。
コンビニで働く際には正しい表現を身につけ、お客様に不快感を与えないように注意することが大切です。
私も、よくいいがちな言葉を見付けました。
「とんでもございません」
途方もない・意外という意味の「とんでもない」。この丁寧な表現として使われているのが「とんでもございません」。誤用から広まった言葉ですが、社会から受け入れられつつあります。ただ、あなたは謙遜の意味で「飛んでもございません」といったとしても、相手は「この人敬語の使い方も知らないんだな」と受け取ることもあるでしょう。
「恐れ入ります」に言い換えましょう。
「なるほどですね」
「なるほどですね」は、「なるほど」と「そうですね」という、2つのフレーズが合体して広まった言い方ですが、丁寧ではない「なんちゃって敬語」です。同意を表す時は、「おっしゃる通りです。」シンプルに「はい」とした方が良いでしょう。
「すみません」
失敗をした時、迷惑をかけた時に詫びる言葉が、「すみません/すいません」。丁寧な言い回しとしてよく使われていますが、接客時には、「申し訳ありません」「お詫びします」を使うと良いでしょう。
「知りません/分かりません」
知らないこと、わからないことを尋ねられた時に用いる「知りません/わかりません」
知らない、わからない」の丁寧語ですが、接客の場にはふさわしくありません。お客様に尋ねられた時は「確認いたします」「お調べ致します」などと言い換え対応しましょう。
参考サイト様
【バイトで使える接客用語付き・実は間違ってる敬語と正しい使い方を紹介】
結構、敬語は、会社で受けるマナー講習や、独学で調べたりして、大丈夫だろうな…と思っていても、間違った敬語を使ってしまっているんだなと、改めて感じたので、もっと気を付けないといけないなと思いました。