【分かりやすい】まんがで読破のルソーのエミールを読んだ

18世紀のフランスでは階級で生活が決まっていました。

重税で農民、市民は生活を苦しめられていました。

なぜ、こうも平民は苦しめられるのか、という問いから百科全書という本の編集を行ったルソーでしたが、次第に知識だけ与えても社会を変えるのは難しいのではないかと思います。

そして、エミールという本が出版されました。

エミールが出版された目的は、新しい社会の建設が目的という流れから、まんがで読破のエミールは始まります。

ルソーが言う三つの教育

まんがで読破のエミールによると、教育には自然の教育、人間の教育、事物の教育があると言います。

自然の教育とは、人間の体に備わっている先天性の発展です。

分かりやすく言うと、体の成長ですね。

人間の教育とは、親、教師によるしつけです。

そして、事物の教育とは経験による教育です。

これらの教育を矛盾がない状態にすれば良い子育てと言えます。

しかし、自然の教育は外界の自然を表す一方、人間の能力、知能、力も表し、人間の生存本能と言えます。

これらを完璧にするのは難しいので、少しでも目標に近付けたと考える事が重要です。

さて、フランスでは当時、乳母が母親代わりでした。それをルソーは咎めるのです。

「女性よ、母親になりなさい」

イーストプレス

と。

子どもは過保護にしないで、世間や病気、ケガなど向かわせて、鍛えさせるといいです。

そうして、生存率が高まり、子供は逞しく生きられるのです。

乳児期

乳児期は泣く事で命令するので、

自分がおもちゃが欲しくて泣いていた場合、自分から目標に向かわせるようにするか、いっそのこと知らないふりをしたほうがいいそうです。

そうして、無駄泣きをやめさせて命令する事もなくなるのです。

それから次への段階へ進みます。

それは言葉です。言葉は無理やり覚えさせるのではなく、自発的に話させる事が大事です。

まんがで読破のエミールによると、

都会の子と比較させると、聞き手の状態が大事なのです。

都会は相手の声を懸命になってくみ取ってくれるのですが、田舎はそんな事ありません。

自分からはっきり言葉を言わないと、相手はくみ取ってくれないのです。

そう言った理由で、発音よくはっきりと喋るこどもに育てる事ができるのですね。

幼児期

赤ちゃんは泣きますが、

子どもになっていても泣いているようならば、

それは周りの人の罪だとまんがで読破のルソーは言います。

一言、痛いと言えるようになれば泣く事はなく、もしも泣いていれば泣く事で何の得もないことを悟らせるべきです。

子供が転んでもすぐには駆けつけず様子をみてみるべきです。

すぐに親が駆け寄り慌てる様子を見せると、子供は怯えるだけです。

この時期に、苦しみを耐えて、これから訪れるもっと大きな苦しみに耐える事ができるのです。

それと、社会が作り出した文化を遠ざける事も子育てにとって大事です。

田舎で育てて、運動をよくさせて、服装はゆったりしたものを着せて、食事は野菜を多く摂らせて健康的に育てます。

睡眠時間は長く、堅いベッドで寝かせてどこでも寝られる体質にする事も大事です。

最後は感覚の訓練を通して、知性や社会性の発揮が導かれると、まんがで読破のルソーは言います。

エミールは他の子どもより書物は読めませんが、

しかし彼は、自然と言う書物はよく読めます。

イーストプレス

少年期

勉強させる場合は、

子供に感動を与えて、子供の知的好奇心のままに任せるのです。

そして自分なりの答えを探し当てます。

地理を学ばせる場合では、いきなり地球儀や地図を与えるのではなく、

繰り返しますが、感動を与えて教師が疑問を投げかけてやると、持っている知的好奇心があるので、

知的好奇心によって自分なりの答えを見つけてきます。

教育の大きな秘訣は体の訓練と、精神の訓練は互いに疲れを癒すものとなるようにすることです。

イーストプレス

青年期

私たちは二回この世に生まれます。一回目を存在するために、二回目は生きるために。

イーストプレス

第二の誕生である思春期がエミールに訪れた時、

エミールが「生きるため」の時期に来たのです。

この時期にこそ書物を与えるのですね。

まんがで読破のエミールには、歴史書が渡されました。

書物を読むエミールは自分が幸福だと勘違いしてしまいます。

それを知ったルソーは賭博場へエミールを連れていきます。

そして身ぐるみはがされたエミールは知るのです。

自分の傲慢さを自分で戒めるのですね。

成人

理想の女性を探し当てる為にパリに出るエミールとルソーですが、

パリではその人自身を見るのではなく、

富を見ているとエミールは思います。

そしてパリを去るのです。その後旅を続けて理想の女性探しをするエミールとルソーですが、ついに探し当てます。

そして恋人になりますが、

最後の試練をルソーが与えます。

失う事を知るのが、最後の試練だったのですね。

そしてエミールは恋人に告げます。二年後に必ず戻ってくると言って旅に出たのでした。

そして、二年後になって無事恋人と会うエミールなのでした。最後にルソーは言います。

いつまでも恋人同士でありなさい。そうすれば、いずれ愛が信頼へとかわり君たちの家族の絆となるでしょう。

イーストプレス

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ルソーのエミールは哲学者のカントにも影響を与えたと言われています。

教育学の教科書にものっているそうですし、こどもという概念を発見したのはルソーだそうですね。

乳児期から成人までの発達段階や方向性を指し示すルソーが子育てをしたらきっと立派な子どもになるでしょう!

しかし、ルソーは子ども全員孤児院に預けたそうですね。

何かの事情があったのか知りませんが、ちょっとひどいですね。

ルソー自身は参考にならないかもしれませんが、ルソーの書いた本は参考になるかもしれませんね。

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仙台の人

仙台の人

図書館にある、まんがで読破シリーズを全て読みたいと考えています。

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