どうも毎度皆様こんにちは。
今回は「物語の始め方」について考察していこうかと思います。
皆さんも創作といっても「主人公の設定や舞台世界の作りこみは楽しいけど人に見せられるストーリーにはなかなかならないなあ」とか思った事はありませんか?
創作論を論じた専門書や有償講座を買ってみても「基本の表現法」とか「物語の構成法とは」みたいなテクニック論ばかりで役に立たない!と感じたことはないでしょうか。
そう、そこらへんは自分のイメージがある程度文章に出来る人向けの情報であり「中級者向け」。
「作家になるためには書いて新人賞などに受賞するまで送り続ける事」とかも同じで自分の物語がある程度形に出来る人向けです。
つまり創作のスタートラインに立つために何が必要なのか誰も教えてくれないわけです。
なので私も自分の備忘録として「物語の始め方」を書いておこうと思います。
要点は3つ。
①主人公が「非日常の世界の人物と出会うこと」。
②主人公の日常が出会いによって非現実なモノになること。
③主人公の常識の範囲が広がること。
です。
電撃文庫「とある魔術の禁書目録」を例に挙げましょう。
主人公の上条当麻はある日謎の少女と出会いかくまう事で魔術の世界の事情に巻き込まれることとなります。
そこで謎の少女は禁書目録という魔術世界の重要な存在だと知ることになり、ストーリーが始まります。
ここで大事なのが「出会いによって主人公の世界は物語の舞台に変化する」というポイントです。
インデックスと出会うことで上条当麻の現実は「魔術世界や学園都市の裏事情と日常的に対峙しなければならない」に変化しています。
それに付随して「魔術師や異能者と戦う」という非現実が日常になっていますね。
そして「魔術師や異能者と戦うには、インデックスや日々の日常を守るためにはどうするか」という知識が求められて常識の領域が拡張することで物語性とリアリティが生まれるわけです。
この流れは週刊少年ジャンプ「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」でも見られる物語導入の仕掛けです。
色々と検証してみると面白いですね。
今回はここまで。
まずは「自分の考える非日常とは何だろう?」から考えてみると作品としての核がしっかりするかと思います。
そしてあなたの考えた主人公を「非日常」と対面させましょう。
もうそれだけで何が起こるかワクワクしませんか?そうしたらもう物語は始まっています。
存分にあなたの英雄譚を綴っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
