私が遭遇したアスペルガー積極奇異型の人の話

今回はアスペルガー 積極奇異型の話をしていこうと思います。

今は、アスペルガーという診断はなくなってしまっていて、自閉症というくくりになっているようですね。

今まで、アスペルガーはその名前の知名度からか、コミュニケーションが取れない人の事をアスペとか言って差別しているのをネットで時々見かけます。

実際に医者からアスペルガーと診断されていないのに、一方的にアスペとか言うのはどうかと思います。

私はアスペルガーの積極奇異型の人に出会った事がありますので、そのような人達は本当にコミュニケーションがうまくいきません。

マシンガントークで会話が一方的など・・・。私がそんな人に関わりどうしたのかを書いていこうと思います。

マシンガントークで話がよく飛ぶアスペルガーの男性

私が出会ったその人は当時40代で性別は男性でした。

帰り道が一緒だという事もあり、一緒に帰っていました。その時はおかしな点に気付かなかったのですが、帰り道にベンチで一緒にタバコを吸っていました。

そのベンチで5分か10分タバコを吸い終われば、帰るだろうと思っていました。しかし、何やら政治の話をし始めて、早く帰りたかったのですが話を聞いてあげていたら2時間近く経っていました。

途中何度も帰りたいと思っていましたが、マシンガントークもあり、私自身の性格もあり話を聞いてあげていたのが相手は話してもいいんだと思わせていたのが、ダメだったのだろうと思います。

マシンガントークが始まったら、話を聞かない姿勢を見せる事が大事だなと思いました。

そうして、自分は時間がないのだ、と相手に知らせる事が大事だと思います。

それか用事があるので帰りますとはっきり言う姿勢も大事だと思います。

アスペルガー積極奇異型の人のメールを返信しなくても関係なくメールがきまくる

その人はメールが好きでいつもメールをしていたのを見ていたのですが、私も電話番号を聞かれて迂闊にも電話番号を教えてしまいました。

それからSMSでメールがよく来るようになり、朝の5時頃、もちろん寝ている時間にメールが来て大変困った記憶があります。

誰でも返信して初めて相手は読んでくれているのだな、と思うはずですが、一方的に何通も送り付けてきて自分だけ会話が進むのは正直怖かったです。

会話のキャッチボールではなく、まるで壁に向かってボールを投げているような…。

後日、会って話すとメールを読んでいないし、返信もしてないのにも関わらず「あの時のメールの話だけど」と言ってきてアスペルガーの人はコミュニケーションが難しいのだなと実感しました。

最後は着信拒否にして関係を絶つ

最後はその人は悪い人ではなかったのですが、着信拒否にして関係を絶ちました。

コミュニケーションが取れないし一方的に何時間も話して、自分が話終えてすっきりしたら帰るという人に合わせる事は出来なかったからです。

なので最後は着信拒否にして関係を絶ちました。

私は半年程の付き合いで終わりましたが、長く付き合う人はカサンドラ症候群になる理由がなんとなくですが、分かる気がしました。

私の経験から…

アスペルガー積極奇異型の人は良い所ももちろんあるでしょうし、完璧な人はこの世に存在しませんが、コミュニケーションのハンディキャップがある積極奇異型の人もコミュニケーションで悩んでいるかもしれません。

しかし、コミュニケーションが一方的で何時間も自分の話ばかりして会話ができないので距離を置かれるかもしれません。

私も一方的なマシンガントーク、まだ寝ている時間帯に緊急でもないどうでもいいメールが来るのに困って着信拒否にしました。

仲良くできる人もいるかもしれませんが、私はダメでした。

心が広く、自分の時間が沢山ある方は仲良くできるかもしれません。

まとめ

アスペルガー症候群という名称は現在なくなっており自閉症スペクトラムと言われるようになりました。自閉症スペクトラムの「積極奇異型」は主に以下のような特徴があります。

・他人に積極的に関わろうとし、悪意はありませんが関わり方が一方的であったりします。

・相手の状況に関わりなく意志を伝えたり行動したりするため奇妙な印象を与えます。

※実際の当事者の声からも「初めて出会った人にも積極的に挨拶して自分の好きなことを一方的に話してしまう」「相手が自分の話に興味があるのか、もう終わりにしてほしいのか、そういう事を察知するのが苦手なので話し続けてしまう」との事でした。

以上を踏まえると、いっけん自己中のように思われる言動も悪意はなく「脳機能」の障がいで、相手の状況を察することが苦手であることがわかります。お付き合いしていく中で「困ったな」と感じる場合は、態度や雰囲気ではなく言葉にして伝える事が大切なのだと思いました。

たとえば、話を聴くときは予め「〇〇時までなら一緒にお話しできます」と伝えます。約束の時間になったら、話してくれたことの感謝は伝えた上で「時間なので今日はこれで失礼します」とこちらから切り上げるような対応が考えられるでしょう。

自分の事ばかり話して会話がうまくいかないなと思うのではなく、こういった脳機能の特徴があるのだということがもっと世の中に広まれば、こちらからも合理的な配慮をすることができると思います。

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仙台の人

図書館にある、まんがで読破シリーズを全て読みたいと考えています。

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