ビューティフル・マインドという映画を見たので紹介します。ビューティフル・マインドは統合失調症になった数学者の映画でノンフィクションです。ストーリーが統合失調症の妄想に憑りつかれた話で、どんでん返しがあります。さらに数学者のジョンナッシュが統合失調症に罹った後にノーベル経済学賞を取ります。普通の人には無理ですね。ジョンナッシュは苦難の道のりを歩み感動する映画なので興味ある方は是非、映画を見てみて下さい。
登場人物
ジョンナッシュ
幼少時から聡明で天才的な頭脳をもつ。大学入学時にその変わった性格からか統合失調症だと思われていなかった。
アリシア
ジョンナッシュの嫁。聡明な女性。
パーチャー
アメリカの諜報員だが・・・。
チャールズ
ジョンナッシュが大学入学時に出会ったルームメイト。実は・・・。
ジョンナッシュの統合失調症の妄想は?
ナッシュの統合失調症の妄想は、国を守る為にソ連の暗号を解読するというものでした。
その妄想の中での施設はありありとリアリティがある為、実際に統合失調症に罹った事がない人は不自然を抱くかもしれません。
しかし、妄想は夢が現実に起こっているような状態です。
皆さんも夢を見た事あるでしょう。起きた後にあれは夢だったと分かりますが。統合失調症の場合は現実が夢に侵食されていく感覚があります。
私も妄想が酷い時は誇大妄想が酷く、妄想と現実の区別がつきませんでした。
今は寛解して生活はできています。
ナッシュの時代はまだ良い薬がなく電気ショック療法を受けていますが、今はほぼ使われないと聞いた事があります。
妄想が起き始めると全てが自分に関係あるのではないかと疑いそして信じる
ジョンナッシュは再発をしています。それは服薬をしていなかったからだと分かります。
服薬を怠ると、必ずと言っていいほど再発をします。
ナッシュは再発した際に、また雑誌には暗号が隠されている妄想が再燃してしまい、雑誌の切り抜きをしていました。
妄想が再燃すると自分の身近な事と関連付けてしまい、人から見ればおかしな行動をしてしまうのが病気の症状として出ます。
妄想は自分も経験しましたが、全ての事柄がまるで事件のように全てを自分に関連付けて思考してしまいます。
例えばTVとかも自分の事を話しているのではないかと思ったりしてしまい、最終的にはそれを確信してしまいます。
ジョンナッシュはリーマン予想を解こうとした為ストレスから統合失調症になった?
ジョンナッシュはリーマン予想を証明しようと苦心していたらしいです。
リーマン予想はかなり証明が難しいらしく天才と言われた数学者を何人も跳ね返しています。
ナッシュもリーマン予想の一人の犠牲者と言ってもいいでしょう。
そんなナッシュがリーマン予想を証明したらフィールズ賞を確実に貰えた事だと思います。
しかし、最終的にはノーベル経済学賞を貰えたのでやはり凄い事ですね。
まとめ
統合失調症の映画として有名なビューティフル・マインド、統合失調症とは何なのかを知る為にはとても勉強になる映画です。
天才的な頭脳を持ちながら、統合失調症になり症状に苦しみました。
しかし最後は妻の愛情や同級生の助けもあって社会復帰をしていきます。
私が思う事は服薬が大事なのだと思う事です。
中には自分はもう治ったと勘違いして薬を止める人もいる事だと思います。
しかし、必ずと言っていい程再発する病気ですので、主治医を信頼して薬を飲み続け寛解を維持する事が大事だと思います。