SYSTEM COLLABO`s GAME #09
2026年3月 他所の土俵で作られた名or迷作ゲーム 愛及屋烏
ドラゴンクエストビルダーズ
ドラゴンクエストビルダーズ2
ぽこ あ ポケモン
ドラゴンクエスト×マインクラフト
ポケットモンスター×ドラゴンクエストビルダーズ
Continuation from last page. 09-3 https://no-value.jp/column/180035/
メインストーリー
モンゾーラ島
かつては緑が豊かな実り多き島だったが、ビルダー達が最初に訪れた時点では、野菜はおろか花すら生えていない、腐った【泥】まみれの大地となっている。
この泥はただ湿り気を帯びた土という訳では無く、不純物を多量に含んでおり、破裂すると周囲を何でも全て腐らせるババンゴの実が発生する様になってからは、何もかもが腐り、植物を植えても、あらゆる作物が枯れる。
恵みの大樹と呼ばれる木があったが、現在はどこにあるとも知れない。
島を訪れたビルダー達は、そんな地で諦めずに農園作りを試みる【チャコ】ら島の住人や、ハーゴン教団のモンゾーラ島副総督である【マギール】とも協力し、モンゾーラ島の緑の再生に試みる事になる。
土壌がこの様に深刻に汚染されている原因は、ハーゴン教団のモンゾーラ島総督である【ヒババンゴ】の手により、本来は島に加護を齎す筈の【恵みの大樹】が汚染された事により吹き荒れた「くさり風」の影響で、実の破裂と共に飛び散る汚泥で周囲の土壌を汚染する【ババンゴの実】が大量発生した為である。
このババンゴの実はくさり風によって発芽・生育し、外気を遮断する(ブロックで囲む)以外の方法では駆除する事が出来ない。その為、農民達も農作を諦めて土地を放棄してしまっており、事実上作物が実らない、実る見込みも無い不毛の土地となっていた。
前作でいうところの【2章 リムルダール編】に似ており、作物を育てていき大地を蘇らせていくというのがコンセプトとなる。
章の副題は「5つの野菜が みのる島」。 フィールドBGMは【さすらいのテーマ】。
オッカムル島
地上は乾燥した砂漠の大地で、地下には鉱脈がある、荒くれ達の島。
金・銀・銅・鉄・石炭といった、多種多様な鉱物資源が大量に埋蔵されていたが、ハーゴン教団の総督【メドーサボール】の手によって、悉くが石と化した。
現在では鉱石が採れなくなってしまい、鉱山も人々が財を求めて争いを生んだ、という理由で教団によって閉鎖されてしまった。
章の副題は「うずもれた 黄金郷」。フィールドBGMは【武器商人トルネコ】。
島の復興を願う、鉱山街のバーの看板娘にして、荒くれ達のアイドル【ペロ】の要望に応える形でビルダーとシドーは様々なお題を解決していく事になる。
ペロという一人の女性とそれに憧れる大量の荒くれ達、事ある毎に筋肉ネタ…とペロの立ち位置こそ違うが、前作DQBでの【3章 マイラ・ガライヤ編】に通じる作りとなっている。
モンゾーラ島と違いクリアする前であっても、からっぽ島に戻る事が可能。
だが、シナリオをクリアするまでは島からアイテムを持ち出す事は出来ないし、島にアイテムを持ち込む事もできない。 例外的に主人公の装備している武器・防具・ハンマーは持ち込める。
オッカムル島編では、序盤で木製から鉄製へとハンマーの更新が入るので、そのタイミングで戻って開拓を進めても良いだろう。
オッカムル島の地下にはマグマが流れるエリアと邪教の神殿があるので、DQⅡの海底火山の洞窟がモデルであると思われる。
また、近郊のデルコンダルの島の形に酷似している。
監獄島
ハーゴン教団が自分達の意に反する者を捕え、更生させる為に収監している島。
荒れ狂う海にぽつんと存在する孤島がそのまま監獄になっていて、 囚われた囚人達からは脱獄不可能と恐れられている。
島の囚人は赦しを願う時と慈悲を貰う時以外は口を利く事も禁止され、 日中は物作りへの希望を挫く矯正プログラムへの参加を強要される。
改教するか死ぬまで決して外に出ることは出来ず、反抗やルール違反が獄吏の目に止まれば、死よりも辛いこの世の地獄といわれる懲罰房に落とされ、更に獄死した者は「天国の炉」と称する焼却炉で焼かれ、その骨は剣士となりハーゴンに仕えさせられるという。
フィールドBGMは【塔】。
これまで物作りの希望を各島に振りまいてきたビルダー達に、この世界の現状を見せつけてくる様な場所。色々と出来る事が増えてきたタイミングで行動が制限される為、プレイヤーからの賛否が分かれやすいストーリーである。
ムーンブルク島
【かんごく島】脱獄後、からっぽ島に侵攻する【ハーゴン教団】を追い払う為、戦える人物を求めて、ビルダー達が訪れる事になる島。
章の副題は「おわらない たたかいの島」。フィールドBGMは【遥かなる旅路】。
戦いの絶えない島として知られており、この島に住む者達は戦争こそ破壊の極致として教団との戦いを強いられ続けており、終わらない戦いに明け暮れ疲弊している。
その事を示す様に、他の島と比べても拠点を襲ってくる頻度が非常に高く、教団バトルや各地敵拠点、待ち伏せ部隊等との戦闘も多い。
一方で戦闘のプロである【兵士】が住民の多数を占め、【トゲわな】に始まる様々な設置型の兵器が登場する島でもあるので、上手く利用すればかなり楽に戦う事も出来る。
戦闘頻度が高いだけはあり、装備を更新したシドーや兵士達、トゲわなに戦闘を任せ、放置してるだけでもガンガンレベルが上がっていく。
【しりょうのきし】しか出現しない序盤の段階でシナリオの進行を止めておき、レベルを上げ切ってしまえば、後々の戦闘で楽が出来る。
【ルル】によれば、ムーンブルクは既に復興しており、ハーゴンを倒した勇者の一人である王女がいる筈なのだが、島に着いてみれば、ムーンブルクの城は崩壊していて王女の姿は無く、代わりにかつて戦死した筈の【ムーンブルク王】が城を治めている。
その大地は【ロンダルキア】の如く雪と氷に覆われて【ローラの門】は水没し、【大灯台】は孤島にある等、DQ2の予備知識があるプレイヤーにとって馴染みのある人物や地勢が、ことごとくおかしな状況に。
【ロトの子孫達】により敗北した筈のハーゴン教団の異常な隆盛など、これまで不可解な点はいくつかあったが、ここへ来て「決定的にDQ2の世界と違う」要素が【ビルダー】の眼前に広がる事になる。
終盤でロンダルキアにも赴く事になるが、ムーンブルク王らの「地獄の様な場所」という情報とは裏腹に、水と花と緑に覆われた、むしろ楽園の様な地であり、 その奥にあるローレシア城を発見する事で、DQ2をプレイしているプレイヤーは初めてここがどこであるか?を悟るのである。
戦争や暗殺で住民が次々と殺される上に死体が残り、プレイヤー自身の手で埋葬を行う必要がある、スパイによる人々の疑心暗鬼が続き、終いには相棒シドーと仲違いしてしまう等、クライマックスに向けて、ダークで重苦しいストーリーが展開する。
島の南部以外は雪に覆われており、場所によっては進むとダメージを受ける吹雪ゾーンもある。
島の大総督は【ドラゴンクエストII 悪霊の神々】で邪神の一角として登場した【アトラス】。
破壊天体シドー
大神官ハーゴンに攫われてしまった、少年シドーを助ける為にビルダーが単身で突入する、本作最後の地。
教団の信者達からは「約束の地」と呼ばれ、ここで待っていれば救済が訪れる、と言われていた天体。だが、訪れたのは復活した破壊神【シドー】による、星の破壊であった。
シドーを模した巨大な腕や黒い球体が地形を破壊し続けており、ビルドに使えるまともな素材が存在しない一方で、破壊神シドーが再生の為に脱ぎ捨てた爪や鱗などが散見される。
章の副題は「~新たなる神の目覚める地~」。マップBGMは【おおぞらをとぶ】。
約束された圧倒的な破滅の前にはハーゴン教団信者の魔物すら恐れ慄き、一部には諦めて終末を待とうという考えの者もいた。だが、訪れたビルダーはそれでも諦めず、この世界を脱出する為の【箱舟】を作る事を提案。
この意思に教団の魔物達もモノづくりに目覚め、主人公に協力する仲間になる。
一方でビルダーは相棒のシドーを救う為、兵器である【超スーパーカー】を作り出し、破壊神シドーとハーゴンの待ち構える【ハーゴン城】に乗り込んでいく事になる。
DQB2の世界
DQB2の舞台はハーゴンが産み出した幻(夢)の世界である。
DQ2の劇中では勇者(王子)達を惑わす為に用意された、幻のローレシア城があったが、3勇者との戦いで、【ルビスのまもり】によってかき消されたか、ハーゴンの死によって消滅したかに思われた。しかし、実際は現実世界を基にしつつ、勇者を排したパラレルワールドに近い形で残存していた。
破壊神【シドー】に取り込まれる形で魂だけ現世に残ったハーゴンは、王子達に敗れて残りカスも同然の状態となったシドーと共にこの世界の【からっぽ島】へ逃げ込み、人間達への復讐を画策。
力を失ったシドーを復活させる為に「創造の力が溢れる世界に生まれる破壊神」というシドーの性質を利用する事を思いつき、破壊神シドーを【少年シドー】へと転生させ、その傍で破壊の力を興起させる創造の担い手、言わば当て馬としてビルダーを引き込んだ。
その設定に合わせて、破壊天体シドーでの決戦ではドラゴンクエストⅥのBGM『敢然と立ち向かう』が要所で使用されている。
この世界はハーゴン主観で造られているので、 人間達は全て【ハーゴン教団】の教団員。
その為、人間は物作りが何たるかという事を知らないし、人間ならば当たり前に知っている常識を知らず、ただぼんやりと暮らすだけであった。 (お金を知らない、トイレを知らない、料理を知らない、等)
現実世界から迷い込んできた古のビルダーによって一旦はものづくりに目覚めるものの、教団による弾圧に逆利用される形となり、主人公の到来まで【ビルダー】を悪とする教団の支配に屈する生活を送っていた。
to be next page. 09-5 https://no-value.jp/column/181357/
