統合失調症のスピリチュアル体験【霊感が覚醒?】

統合失調症とスピリチュアルの関係について書いていきます。ひと昔まえまで、統合失調症は霊的な現象だと思われてきました。日本では狐憑きという現象がありますが、狐憑きも今でいえば統合失調症だと思います。昔は狂気のある人間も受容されて生活していました。村に一人いる風変りな人間も社会に溶け込んで生活していたのです。しかし、近代的な社会になると狂気=悪だという風潮がでてきました。そんな統合失調症とスピリチュアルの事を書いていきます。

ソクラテスは統合失調症?【私にはダイモーンの声が聞こえる】

ソクラテスを紹介します。無知の知をかかげて、ソフィストを論破しまくった挙句に死刑判決を受けて毒人参を飲んで死んだソクラテスですが、ソクラテス自身が私にはダイモーン(霊)の声が聞こえると言っていました。強靭な自我があったおかげでとことん理性的な人間でしたが、普通の人間は気が狂ってしまうでしょう。そんなソクラテスは幻聴が聞こえていたんです。霊的な存在を感知していたかもしれませんが、私が思うにソクラテスは統合失調症を唯一飼い慣らした天才的な人物だと思います。

統合失調症の人は幽霊をよく見る

私も統合失調症の陽性症状がひどい時に霊的な存在を見ましたが、今になってあれは幻覚かなんかだったのだなーと思い返します。当時はなんだか不気味で怖かったです。以前、同じ統合失調症の人と話した経験から言える事ですが、その人も霊的な存在を見たと言っていました。統合失調症を罹患した経験の人ならば大多数は経験しているかもしれませんね。その時は霊と思ったりしますが、精神科に通って服薬をし、精神的に落ち着きはじめ、自分の過去を思い返すと幻覚だと思う時が来るかもしれません。

ある統合失調症の絵

最近、ある絵を見ました。統合失調症に罹患している方の絵です。私はその人の絵を見て感じたことあります。その展覧会では龍の絵が多かったのを覚えています。その人に聞かないと分からないことですが、きっと龍という神秘的なものに囚われたのでしょう。龍はスピリチュアルな存在なので、統合失調症の幻覚時に豊富な想像力で着想したのだろうと思います。

統合失調症と霊感

今から書くことは私の体験です。本で統合失調症を知ってから自分は統合失調症だと思っていました。昔、私が統合失調症と診断される前に両親と車で出掛けました。その車中で私がオウムがどうたらこうたらと訳の分からない事を喋った時に、両親がその日、知り合いのお見舞いに行った時にオウムの人形が病室にあったと驚いて言っていました。私は遠隔透視なんて出来ませんし、霊感なんて持ち合わせていないですが、今になって思い返すと両親の驚きようが心に残っています。統合失調症は今でも原因不明の病気ですが(ストレス説など仮説は沢山あるようですが)人間の心は奥深いな、と実感させられます。適切な師についてなんか特殊な修行でも積んでいれば、霊感が覚醒したのかもしれませんね。霊が見えると言っても適切な師がいないとダメになるそうですからね。

まとめ

統合失調症になる寸前の時には頭が冴えわたり頭がクリアになりますが、統合失調症になってしまうと何か変な世界観に支配されて病的な状態になってしまいます。その病的な世界観を芸術に昇華した人物もいますね。草間彌生がそうです。しかし、大多数はそんな大それた事はできないので病気と付き合いながら頑張って生きるしかないのですね。スピリチュアルな世界観を肯定して生きている人もいるかと思いますので、私は否定しませんが、人に押し付けたり、強要するようになったら考えものだと思います。私が知る限りですが、詩人のヘルダーリンは統合失調症になる前に創造的な仕事を成し遂げました。ヘルダーリンは何か霊的なインスピレーションを経て未来に残るような作品を生み出したと思います。

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仙台の人

図書館にある、まんがで読破シリーズを全て読みたいと考えています。

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