思考障害という症状は精神病に罹った経験のある人なら大多数は経験しているかと思います。私も統合失調症になってエビリファイやジプレキサを服薬していく中で陽性症状が落ち着き始めたころに、思考が全く進まない、という症状になって以前とは違う自分になっていくのが悲しくなりました。そんな統合失調症の思考障害を経験した私が、思考障害のことを書いていくのでよかったら見てください。
私が体験した思考障害
私が精神病院に行き初めてもらった薬はジプレキサでした、そのジプレキサは凄く効いて安心して眠りにつくことができました。その前は興奮状態で眠れなかったのです。そんな頃に昼頃に起きて、昼ご飯を食べようかとボーっと家のリビングに立っていたのですが、母親にいつまで突っ立てるの?と言われたことがあります。その時は思考が進まなくて昼ご飯を食べようかと悩んでいたのです。今も思考が進まないのに慣れてなんとも感じない日々ですが、症状的には落ち着いているので、それもそれでいいかなぁと思ってしまいます。
なにも考えられない思考障害
思考障害は本当に何も考えられなくなります。ボーーッとして頭が働かない。妄想すら消す事ができるので、自分の正常の考えすら消すのだと思っています。正常や異常の考えを消すので思考障害になっていくのかな?と思ったりします。今は考えをつむぐことができないので、快、不快の感情で動いています。
思考が進まない
今の私は、腹減った→食う。疲れた→寝る 。という快、不快の感情で動いていると思っています。その場その場で反射的に生活している気がします。惰性で生きているので、なんだか何のために生きているのか、と疑問にすら思います。しかし、生きているのは素晴らしい事だと思いますが。
まとめ
思考障害を経験している私からすると、思考障害は正常の考えや異常な考えを消すので思考が上手に進まなくなることだと思っています。服薬により、正常な考え・正常な世界観に戻ってきますが、服薬をしないことにより病的な症状になっていきます。服薬を怠らない事が大切なんですね。思考障害は時間の経過とともに慣れていくので自分にあった環境にいれば病気も再発しないでしょう。