こんにちはkontakaです。
私は「心」について関心があります。
当たり前ですが「不満」を持ったことがない人間なんていませんよね。
気づかないかもしれませんが、心は何を経験しても不満を伴います。
心は不快なものを経験すると、それを取り除こうとします。逆に快いものを経験すると、その快さが持続し、強まることを期待します。
したがって、心はいつも満足することを知らず、落ち着きません。
痛みのような不快なものを経験したときには、これが明白になります。痛みが続いているかぎり、不満で、何としてもその痛みを無くそうとします。
しかし、快いものを経験したときでさえ、けっして満足することはありません。その快さが消えはしないかと恐れたり、あるいは快さが増すことを望んだりします。
人は愛する人を見つけることについて夢を見ますが、見つけたときに満足することは実は少ないのです。
相手が離れていきはしないか不安になる人もいれば、たいしたことのない相手でよしとしてしまったと感じたり、もっと良い人を見つけられたのではないかと悔やむ人もいます。不安を感じながら悔やんでいる人さえいます。
そんな悪循環から抜け出すためには心が何か快いもの、あるいは不快なものを経験したときに、物事を冷静にあるがままに理解すれば、もはや苦しみは無くなります。
「私は何を経験していたいか?」ではなく「私は今何を経験しているか?」に注意を向けさせることが大切です。
つまり自分が何を感じているかを冷静になって気づくことです。
外に対して求めようとせず、内なる自分の感情を追い求めてもいけません。
繰り返しますが、人は何をしても不満がつきまといます。
だから不満が大きくなったならば、コーヒーでも飲んでリラックスして冷静になって自分の状態を観察しながら「ありのまま」の自分でいられるようにすることが大切だと思います。
個人的なことですが私は物事を追求しすぎて考えすぎて息苦しくなることがあります。
だから心の状態の確認を欠かさず、自分で気づいてバランスを取るように心がけています。
誰でも性格や癖を持っていて一長一短です。
人間だから仕方ないですよね。それではまた!