ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟をご存知ですか?ドストエフスキーの五大長編小説のひとつです。そんなドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟はあらゆる小説家にかなりの影響を与えた小説です。小説家以外にも哲学者のウィトゲンシュタイン、物理学者のアインシュタインにも感銘を与えています。カラマーゾフの兄弟の中にある大審問官は含蓄のある話で有名らしいですね。私は活字の小説を読んだ事ありませんが、本など読んでいると何かと大審問官の話題を見ますね。そんな、まんがで読破のドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を紹介しますので読んでみて下さい。
主な登場人物
フョードル・・・カラマーゾフ兄弟の父親。強欲。成金。
ドミートリイ・・・長男。直情型。暴力的。
イワン・・・次男。インテリの無神論者。
アリョーシャ・・・三男。神を信じている。修道士。
スメルジャコフ・・・使用人、イヴァンに心酔している。
簡潔なあらすじ
強欲な男、カラマーゾフ兄弟の父親であるフョードル。そんなフョードルが襲われて殺されてしまう。疑われたのは、長男のドミートリイ。最後にドミトートリイは殺していないにも関わらず、有罪判決を受けてシベリア送りに。
まんがで読破のカラマーゾフの兄弟には大審問官のシーンがない
話はそれとなく出てきますが、イエスが沈黙をし続けるシーンがないので、なんか肩透かしでした。別なカラマーゾフの兄弟の漫画にはこの大審問官のシーンがあったのですが・・・。
カラマーゾフの兄弟の続編はアリョーシャが主人公?
カラマーゾフの兄弟には続編があったという噂があります。主人公は三男のアリョーシャ。修道院を辞めて、俗世に戻り、皇帝を暗殺するというストーリーがあったとか。でも、カラマーゾフの兄弟を書き終わった後にドストエフスキーは死んでしまって続編は書かれませんでした。
ドストエフスキーの小説は毒
今は本を読んで自ら命を絶つ事はないかと思いますが、昔はドストエフスキーの小説を読んであまりにも感化されたあまり、自ら命を絶つ人がいたとか。カラマーゾフの兄弟ではないですが、罪と罰のラスコーリニコフの思想に憑りつかれてしまって破滅してしまったり。感受性が豊かな思春期に読んだら、その思想から抜け出すのに精神力と体力が必要かもしれません。
感想
ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟は世界文学の最高峰と聞きます。私は割と本が好きで、図書館からいろいろな本を借りてきます。ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟は続編があるという噂もあり、もしドストエフスキーが続きを書いていたらと思うとワクワクします。まんがなのでストーリーはわかりますが、やはり活字の方がドストエフスキーの真髄が分かるかな、と思うのでした。