私はコーヒーが大好きで毎日欠かさず何杯も飲むヘビードリンカーです。
そしてコーヒーの世界はとても奥が深いです。
そこで今回はコーヒー豆を選ぶときの基準となる基礎知識と私の日常を書きたいと思います。
①コーヒー豆の種類
コーヒー豆とはアカネ科の常緑樹である「コーヒーノキ(コーヒーの木)」から収穫される果実の種子部分を指します。コーヒーの実は、赤く熟すとサクランボのようになることから「コーヒー・チェリー」と呼ばれます。
コーヒーの栽培は、コーヒー・ベルトと呼ばれる、赤道を中心に南北25度の地域で行われています。大きく分けてアフリカ大陸、中東、中南米の3つに分けられます。
アフリカ大陸のコーヒー豆はモカと呼ばれる苦味が少なく鮮やかな酸味のあるエチオピアを筆頭に、ケニヤ、ルワンダ、ブルンジ、タンザニアなどパッションフルーツやマンゴーを感じさせる全体的に香りの強く、特色のあるコーヒー豆が多いです。
インドネシアも有名ですね。インドネシアのコーヒー豆はマンデリンと呼ばれる品種で他国のコーヒー豆よりもサイズが大きく、甘味やコクが非常に強いのが特徴です。その他、インド、東ティモールなども有名です。全体的にチョコレートを思わせるフレイバーが特色です。
中南米の豆はブラジルが最も有名です。
コーヒーと言えばブラジルですが、実はブラジルのコーヒー豆はほとんどクセがなく、コーヒーらしいコーヒーなのです。
一つの産地で単一のコーヒー豆だけのものをストレートと呼び、複数の産地で複数のコーヒー豆を混ぜたものをブレンドと呼びますが、ブラジルのコーヒー豆はクセがないため、ベース材料に使われることが多いです。
②焙煎(ロースト)
焙煎とはコーヒーの生豆を煎る作業のことです。コーヒーの味を決定づける要素の一つで知れば知るほどとても奥が深いです。
簡単には浅煎り、中煎り、深煎りの3つに分けられます。同じ品種のコーヒー豆でも、焙煎度合いによって、風味が変わります。フルーティーで爽やかな口当たりの軽いコーヒーがお好みの方は、浅煎りがおすすめ。ブラックで、コーヒーを楽しみたい方には、中煎り。市販のレギュラーコーヒーの多くが中煎りで、酸味と苦味のバランスが取れており、日本人に馴染み深い焙煎度合いとなっています。深煎りは、深いコクのあるビターな味わいのコーヒー。朝の目覚めや食後の口直しにおすすめです。
以上が簡単なコーヒー豆の基礎知識です。
コーヒーと私の日常
私はコーヒーがないと生きていけません(笑)それほどコーヒーを愛しています。
朝食後と夕食後はお気に入りのドリップコーヒーを細口ケトルを使ってお湯を沸かして2~3分ほどおいてから丁寧に淹(い)れます。最近は手軽なドリップバッグタイプをいろいろ試して楽しんでいます。それ以外の時間は簡単なインスタントコーヒーを何倍も飲んでいます。体に良くないですよね(笑)
ドリップバッグはコツがあります。軽く振って粉の偏りをなくして、細口のケトルが無ければお茶用の急須(きゅうす)でもいいですので、500円玉を描くように20秒ほど粉をお湯で蒸らしてからさらに注ぐと香りがひきたちます。
インスタントコーヒーも少しの工夫でおいしくなります。粉とお湯をしっかり量りましょう。小さじ一杯(約2g)の粉に対して温度が80〜90℃くらいの140mlのお湯を使い、スプーンで粉を水で練ってダマのない原液をつくった後にお湯を注ぐとおいしくなります。好みで少量の塩をふると、まろやかになります。ほんの少しの心遣いと手間をかけることでおいしいコーヒーを飲むことができますのでお試しください。
自分にとってコーヒーとは自分の心を整えるために、そして会話を楽しむコミュニケーションのためにあります。リラックスできて集中力と注意力も高まる効果があります。
みなさんもコーヒーとともに素敵な毎日をお過ごしください。
それではまた!