ハロウィンの時期に「本場」で食べられているもの

ハロウィンの「カボチャのランタン」

もうすぐハロウィンの時期になります。

カボチャのパイやカボチャの形のランタンが街に出回りますが、

もともとのハロウィンの「本場」では、

カボチャのランタンは無い事をご存じでしょうか。

夕闇に浮かび上がる、光るかぼちゃのランタンの画像

かぼちゃのランタンの画像

ハロウィンの原型となった

ケルト系文化圏の「イヘ・ハウナ」のお祭りが始まった頃、

この文化圏に「かぼちゃ」はありませんでした。

ケルト文化圏は今のヨーロッパと言われるあたりで、

かぼちゃの原産地は中南米だからです。

大航海時代が始まるまで、

この地域ではかぼちゃは生産されていませんでした。

現在ケルト文化の影響が残るアイルランドやスコットランドでも

どうも気候が合わないらしく、あまりかぼちゃは生産されていないと聞いております。

かぼちゃをくりぬいて作る「ジャック・オ・ランタン」は、

原型はカブで作ったものだったそうです。

束になって緑のプラスティック容器に入った野菜のかぶの画像

かぶの画像

カボチャとハロウィンの出会い

大航海時代の後、

アメリカ大陸にアイルランド系の人が大勢渡った時期がありましたが、

そのころにケルト文化とアメリカのかぼちゃが出会って、

かぼちゃのランタンができたようです。

もちろん、かぼちゃのパイもアメリカのハロウィン限定です。

ケルト文化圏のハロウィンの食べ物

ケルト文化が今でも色濃く残る

アイルランドのハロウィンの日には、

ティーブラックと呼ばれるケーキや、

コルカノンと呼ばれるポテトサラダのような料理が食べられるものだそうです。

ハロウィンの祭りのもともとの趣旨

もともとは、

ハロウィンというお祭りは大騒ぎするものではなく、

日本のお盆のようなテイストのお祭りで、

この日に先祖の霊が帰ってくるのをしめやかに迎える祭だったそうです。

もっとも、この時期にはその他の「人間ではないもの」も現世に出没するとも信じられていたため、

お菓子や料理をあげて穏便に帰ってもらおう、という趣旨の行事もあったそうで、

それが子供たちがお化けに扮装して「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」

と言って家々を回る行事の原型のようです。

現在のアメリカとアイルランドのハロウィン事情

今のアメリカでのハロウィンのこの行事の場合、

子供だけで回らせると犯罪被害に遭いかねないので、

ショットガンを持った大人が周りを囲んでいるとか、

アイルランドのハロウィンの行事では、

世知辛い世の中になったので、お菓子ではなく小銭をあげている、

という風情のない状況が展開されていると聞こえてまいります。

日本のハロウィンは、

もっと楽しく安全な方向で日本独自の変化を遂げてくれれば面白いと思って、

推移をみてみようと思っております。

ハロウィンについて

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B37

コルカノンとティーブラックについて

https://www.kyounoryouri.jp/teacher/recipe/666

  • 0
  • 0
  • 0

モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内