謎の「ユウマイなる穀物」解決編

「ユウマイ」についての詳細情報

先日こちらに書かせて頂いた、

「ユウマイなる穀物の謎」を、アップロードして頂いたところ、読んでくださったお方から情報を頂きまして、

長年の謎を解決する事が出来ました。

そのお方によりますと、

「オルドス」とは、

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中国北部、内モンゴル自治区南西部の高原地域のこと。

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で、

「ユウマイ」とは、

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ユウマイとは、ハダカエンバクのことで、『莜麦(ユーマイ)』とも呼ばれています。イネhttps://ofuse.me/novalue/o/step1科カラスムギ属の植物で、学名は Avena nuda です。

ハダカエンバクは、モンゴル族が栽培する作物で、手延べ製麵法で麺を作ります。

栄養価が高く朝食や夕食に食べられます。

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との情報を頂けました。

筆者が自分でいくら調べても分からなかったので、大変に感謝致しております。

ユウマイで作った麺の画像を見ていると、何やら蕎麦に似たような感じで、是非食してみたいものですが、残念ながら日本で出しているお店は無いようです。

燕麦の緑色の穂の画像です。

燕麦の穂の画像

日本には無い「ユウマイ」と加工食品

検索方法も教えて頂いたので、早速検索してみると、燕麦のネット情報がたくさん出て参りました。

しかし、残念ながら俗にいう「オート麦」の情報ばかりで、

ハダカエンバクは日本では流通していない模様でした。

筆者は「オート麦」から作られるオートミールは好きなのですが、家人があまり好まないので、1人の食事の時に作って食しております。

ウサギやデグーというげっ歯類の好物とも書いてありました。

昔筆者が飼っていたセキセイインコもオート麦が大好物で、餌の雑穀の中からそれだけを探し出して嬉しそうに食していたものです。

北海道で野生化している「ユウマイ」

もっと調べると、ハダカエンバクは、一時草食動物の飼料用として輸入され、それが畑から逃げ出して北海道で野生化して厄介者扱いされているらしい、という事も分かって参りました。

せっかく北海道の気候と風土で栽培可能と証明されているようなものなので、

これを栽培して、「ダイエット食品」として売り出したら面白いのではないか、と筆者は考えます。

「ユウマイ」の日本でのこれからの展開の期待

今、「オートミールダイエット」も巷では流行しているのですが、

このハダカエンバクはまた含有する繊維質が違うようで、さらに腹持ちがいいようなので、(朝食に食すると夕食まで腹持ちするとか。)

オートミールのようにロール加工して煮て食するか、

粉末にして他のダイエットによさそうな食材も加えて練って乾燥し、シリアル化し、カップ麺のようにして食するようにしたら、佳きダイエット食として人気を博するのではないかと筆者は思います。

何方かに、是非、製品化して頂きたいものです。

〇参考文献

・内モンゴル(自治区)(うちもんごる)とは? 意味や使い方 – コトバンク https://kotobank.jp/word/%E5%86%85%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%28%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA%29-1508253

・エンバク – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%AF

ハダカエンバク

http://bluelist.pref.hokkaido.lg.jp/db/detail_nomap.php?k=08&cd=530

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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