昔の大失敗料理

失敗の常連

皆様は、料理で失敗した経験は御座いますか。

筆者は、失敗の常連です。

しょっちゅう配合を変えてみて、

自分の思ったような出来上がりにならない、という事を繰り返しております。

その中でも、大昔の大失敗ベスト2は、

やはりぶつぶつのカスタードプディングと、

麩を自作しようとして失敗した事だったかな、と

今になって振り返ってみて思います。

ガラスの器に入ったカスタードプリンの画像

カスタードプディングの画像

カスタードプディングの失敗

大昔、初めてカスタードプディングを作った時、

型にたっぷりとバターを塗り、

生地を流し込んでから強火の蒸し器で長時間蒸した結果、

表面がぶつぶつのすごいものができてしまい、

しばらくトラウマになって菓子作りができませんでした。

年齢一桁の頃の話とはいえ、お馬鹿さんだったな、と今から振り返ると思います。

今にして思えば、型に油脂を塗る場合はごく薄く、

そしてゆっくりと時間をかけて温度を上げていき、

低温で火を通さないと、プディングの中までぶつぶつざらざらになってしまう、

という事がわかっているので、あの時は真逆のことをしたと思います。

「生麩」の失敗

また、生麩の成分が小麦グルテンと聞き、

それなら練った粉から自分でつくれないか、と挑戦してみたのですが、

2キロの粉から10gしか取れず、料理する事ができなかったのも、

大失敗と思います。

山帰来の葉に包まれた生麩まんじゅうの画像

生麩の画像

今になってよく考えると、

グルテンを発生させる条件がそろう作り方ができていなかったようです。

こちらは、そのうちもう一度挑戦してみても面白いかもしれないと思っております。

これも中学生の頃の話なので、もっと上手にできるかと思います。

エジソン様の格言

エジソンという方は、

「私は失敗したわけではない、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」

などとおっしゃっておられたようですが、

これは料理を行っているものには実感できる言葉だと思います。

試作を重ね、そのたびに修正していって、おいしいレシピにたどり着く、

ということを、シェフなどの方々は日々積み重ねておられるものと推測いたします。

その中で、うまくいく方法を見出していかれるのでしょう。

科学実験と違って、

料理はよほどのことがないと中毒や事故に至ったり、

大損失が出たりすることもないので、

皆様も色々と挑戦してみられると、

自分なりの面白いことを見つけ出せると思います。

エジソンの格言

  • 0
  • 0
  • 0

モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内