味の好き嫌いと遺伝
皆様は、親御様が好きな食べ物が好きだったり、
嫌いなものは食べられなかったり、
という経験を多かれ少なかれしておられる事と推測致します。
実際、味覚は遺伝する事が、ある程度学者の方々の研究で
立証されております。
因みに、筆者の場合、牛乳の味は結構好きですが、
筆者の母はまったくこの味を受けつけません。
また、筆者の父親が好みの食べ物が好みではなかったりするので、
この遺伝子は父親か母親から一度に全部伝わるものではなく、
猫のまだら模様やキメラマウスのように、まったくバラバラに遺伝し、
何かのきっかけで動き出して作用するもののようです。
味覚の加齢による衰え
それから、最近になって年配の家人と生活していると、
味の好みにずれが出てきた事がはっきりして参りました。
そこで、インターネットで調べてみると、
「年齢と共に味を感じる器官である味蕾が減少して衰える」
と書いてあったので、納得しました。
ストレスや薬の副作用もあるのかもしれません。
味覚にいい食物など
卵とチーズとナッツをこれまでよりも多く食してもらって、
もう少しの間味覚を維持してもらうようにこちらで手配しようと思います。
これらの食品には、味蕾を新しくするのに効果的な成分、
亜鉛が入っているそうです。
赤身肉やあさりやシジミ、小松菜にも鉄分が入っていて、
味覚を回復するのに良さそうなので、
今日あたり仕事帰りに買って行こうかと思います。
あさり料理の画像
味覚の遺伝について
味覚の低下について