トーストの焼き加減の好み
皆様は、どのようなトーストの焼き加減がお好みでしょうか。
筆者は、薄めの食パンをきっちり焦げ目がつくまで焼いた
「さくっとした」トーストが好みです。
しかし、家人の好みは真逆で、
焦げ目がうすくついたもっちり系のトーストが好みです。
トーストの画像
たまに、トーストの焼き加減で家人ともめることもあるのですが、
今は大体、家人と食事をするときはもっちり系トーストをいただき、
自宅にて1人で食事をするときにさくっと系トーストを食する、
という「住み分け」をする事で、もめる頻度を減らしております。
トーストの焼き加減の歴史的背景
どうもさくっと薄いトーストは、英国系の焼き方の好みで、
それが日本に入ってきてから、お米のご飯のおいしさのイメージがある人々が、
もっちり系のトーストと食パンを「開発」していった模様です。
感性にかかわる揉め事
余談ながら、以前、あるテレビ番組を見ていて、
パンの硬さでフランスの人とアフリカ某国の人が
もめているのを見た事がありますが、
同じ国の家族でもトーストの焼き加減でもめるので、
文化的背景が違う人が感性でもめると、大事になりそうだな、
と妙に納得したのを覚えております。
「感性」や「好み」というのは、なかなか変えられず、
譲れないものです。
この2つがまったく違う人が、
お互いを理解するために会話を進めて歩み寄る方が、
もしかすると、感性と好みが近い人がお互いのわずかなずれに気が付いて、
巡り巡って大きなもめごとに発展するよりも、
建設的なのかもしれない、とも思います。
その点では、日本という国と国民の感性や常識は
大概の国の基準からいろいろとずれている、
と海外のお人からご意見ご批判があるようですが、
その「ずれ」が強味なのかもしれません。
いろいろな場面で、価値観が違う人をつなぐネゴシエーターとして
国際的にお役に立てるのではないかとひそかに期待しております。
ただし、言語的問題が大きく立ちはだかっているとは思いますが。
それは、翻訳機器の発達で何とかなりそうな予感もいたします。
これからの未来にも、ある程度期待はできそうです。
トーストについて