茶道を通して分かる岡倉天心の思想

今回はまんがで読破シリーズの「茶の本」を紹介します。茶の本は、茶道に関連する本で岡倉天心が東洋の文化を紹介するために英語で書かれました。茶道を通して、岡倉天心の思想に触れて、茶道の醍醐味を味わい日本の古き良き文化に触れて癒されてほしいと思います。その取っ掛かりとしてこの本を紹介したいと思います。

岡倉天心の紹介

岡倉天心は、明治時代に活躍した美術家で本名は覚三と言います。幼少期に父親の影響で英語を学び、16歳で東京大学文学部に入学します。その後、アメリカ留学を重ねてニューヨークにて「茶の本」を出版します。

茶の本についての紹介

茶の本は、日本文化啓蒙の為に書かれた本です。私はまんがで読破の茶の本しか読んでいませんが、今回読んでみて思った事は、東洋の文化は西洋の文化に負けていないという事です。日本の茶道は私たちの住居や習慣、衣類や料理至るすべてが茶道の影響を受けていたんだと知る事が出来ました。そして、茶は日常生活の中から美を見出してそれを敬い、尊ぶ儀式であると、そこから日本人は純粋と調和、相手を思いやる慈悲、社会的秩序を教えられるのであると分かりました。

まんがで読破・茶の本を読んだ感想

まんがで読破の、茶の本を読んだ感想は、日本文化の凛とした雰囲気を感じて茶道に触れると自然と立ち振る舞いが変わるのではないかと感じました。この漫画本では、主人公の男性が出社時に気だるい感じで仕事をしていますが、茶道に触れた後は朝早く出社したり昼食を食べる時は手を合わせたりして、茶道を通して日本のよき文化に気付き日本の文化・思想を再発見したと分かりました。私は茶道に興味が湧き、今NHKのEテレでやっている趣味どきっという番組で茶道の紹介をしているのですが、お客さんに出す和菓子にも季節にあった名前を付けてそこから会話していくみたいです。和菓子はコミュニケーションツールになりお客さんをもてなすそうです。

 まとめ

茶道は千利休によって完成され、その文化的価値を西洋に伝える為に岡倉天心によって茶の本が書かれました。私はまんがで読破の茶の本しか読んでいませんが、この本によって茶道の素晴らしさを知りました。相手を思いやる心や美を見出す審美眼、日常の些細な事にも茶道の影響があります。その茶道を通して日本の文化を再発見して、西洋の習慣や文化にも素晴らしい点はあるとは思いますが、東洋の文化も学んでいく点があると思います。

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仙台の人

図書館にある、まんがで読破シリーズを全て読みたいと考えています。

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