上がってきた「雑穀」の価値
皆様は、「そば」や「雑穀」はお好みですか。
あまり馴染みがない、というお方も多いのかもしれません。
昔は、雑穀の混ざったご飯は
貧乏や節約の象徴のように言われていた時代もありました。
徳川家康様のお食事は麦飯だったとか、
刑務所の食事は経費節減のために麦が入った古米だったとか、
そんな話を聞いております。
様々な雑穀の画像
しかし、今は「健康のために」16の雑穀が入ったご飯が
レストランに並ぶ時代となりました。
そして、生産者様が減少したせいか、雑穀も結構高価なのです。
この事態を、徳川家康様たちが知ったら何とおっしゃるのか、
聞いてみたいような気もいたします。
このところ、地球温暖化のせいか、異常気象が続いておりますが、
世界から期待される「雑穀」
そのため、雑穀のニュースがさらに注目される事態にもなって参りました。
なぜかというと、異常気象などにも強く、
安定した収量が期待できそうな雑穀が結構あるからです。
筆者が注目している「もちそば」
昨今のニュースで見て、これからの展開を筆者が楽しみにしているのは、
「もちそば」です。
最近の品種改良でできたそばの品種で、もちもちした口当たりのそばになり、
また、つなぎを入れなくても麺にすることができるらしいのです。
これで、簡単においしく10割そばやつなぎなしのガレットが
作れるようになるかもしれない、と思うと、楽しくなって参ります。
ブルターニュ名物の「そば粉のガレット」といっても、
現在のレシピでは半分は小麦粉のつなぎが入っているものです。
そば粉100%だとどんな味になるのか、食してみたいものです。
これからの生産量拡大に期待しております。
品種改良が期待される「キヌア」
この調子で、南米原産の穀物であるキヌアも品種改良とレシピ開発が進み、
もっとおいしく食べられるようになれば、
食料危機の解決の一助となるのではないかと思います。
また、品種改良が進めば、砂漠地帯での収穫も可能では、
とも考えております。
もちそばについて
https://www.asahi.com/articles/ASR894Q00R88PLBJ00Q.html
キヌアについて