不思議な「好き嫌い」の感性

好きな食べ物、嫌いな食べ物

皆様には、感覚的に受け付けなくて嫌いな食べ物、等ございますか。

筆者は、「ベジマイト」という食品がどうしても苦手で、

見ただけで怖いのです。

瓶に入ったベジマイトの画像です。

ベジマイトの画像

原理的には野菜を発酵させて作るもので、味噌やソースと大差ないとは思うのですが、

なぜか怖くて手が出せません。

筆者は、苦手な人が多いとされる海鞘もナマコも好物なのですが、

このなんの変哲もない食べ物が怖いのです。

感覚というのは不思議なものだと思います。

聞いた話ですが、日本人が良かれと思ってお寿司をごちそうした海外のお方が、

食べた後恐ろしさのあまり体調を崩した、

というのも、感性が許容できなかったストレス故と思います。

アイヌの方々も、同じような理由で和人が食する「味噌」が受け付けられなかった、

という話も聴いたことがあります。

また、遺伝的に決まる「食の感性」というのもあるようです。

「もち米」を美味と感じる遺伝子を持つ人は世界では少数派で、

中国在住の大半のお方はその遺伝子を持っておられないそうです。

それで、この地域出身の文化人類学の先生方が少数民族の村に行って、

村の方々がご馳走を出してくれるのですが、もち米がまったく口に合わず、

大変な目に遭う、ということです。

この「遺伝的食の感性」の研究がもっと進んだら面白いかもしれない、と、

昔分子生物学をかじっていた筆者は考えております。

食の感性をマッチングさせてくれるアプリ、

を開発しておられるお方も日本におられる、という情報があるので、

食べ物でもめる夫婦喧嘩が少なくなる一助になるのかもしれません。

これから、このような良き方向に技術確信が進んでくれるといいと思います。

ベジマイトについて

https://macaro-ni.jp/33137?page=2

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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