「粉チーズ」とは何か?
皆様は、よくパスタにかけて食べられている
「粉チーズ」はお好みですか。
筆者は好きなのですが、よく内容成分を見て買わないと
「はずれ」があるので気を付けております。
特に、「セルロース」が入っているものが、好みに合いません。
パルミジャーノ・レッジャーノチーズの塊の画像
「パルメザンチーズ」が作られるようになった経緯
皆様もご存じのとおり、
「粉チーズ」とは、「パルメザンチーズの粉」というものの略称です。
しかし、「パルメザンチーズ」とは、もともと「パルミジャーノ・レッジャーノ」というイタリアのチーズの製法を模倣していろいろな国で作られているもので、上の画像のような塊の状態で熟成されているのが、本来の「パルミジャーノ・レッジャーノ」チーズという事になっております。
このチーズが有名になったのは、第二次世界大戦の頃、アメリカ合衆国の兵士がイタリアを転戦してまわっていた時に、このチーズのおいしさを知った為、模倣品である「パルメザンチーズ」があちこちで作られるようになり、世界中で使われるようになった、という歴史的背景があります。
「パルメザン」とは、「パルミジャーノ」の英語読みです。
「パルミジャーノ・レッジャーノ」の厳しい規定
パルミジャーノ・レッジャーノという呼び方が許されるチーズには、厳しい条件があります。特定の地域で、決められた製造法で作られ、品質もある基準を超えていないと、パルミジャーノ・レッジャーノとは呼べないのです。
同じ棚で作られたチーズの中にも、この名前がつけられないものもあるそうです。
パルメザンチーズをパスタにかけて食するのも美味ですが、ひと手間かけて「パルミジャーノ・レッジャーノ」をかけてみると、さすがにうまみが違います。また、某漫画の真似をして、このチーズを小さく切ってバルサミコビネガーと併せて食しても、うまみのかけあわせで美味しいと思います。ボッタルガとも合います。
皆様も、試してみられてください。
「パルメザンチーズ」と「パルミジャーノ・レッジャーノ」の違い
「パルミジャーノ・レッジャーノ」について