地味だけれどもすごい発明と思う「練乳」

筆者の家の「練乳の使い方」

皆様は、「練乳」を使われる機会は結構おありでしょうか。

筆者は、ケーキを作るときに副材料として使うことが多いので、常備しております。

3時間ほど加熱してキャラメルクリームを作ったり、ケーキを作る時に生地に少量入れたりすると、なかなか美味しくいただけるものになります。

器に注がれているコンデンスミルク
の画像

コンデンスミルクの画像

練乳というのは、日本においてはイチゴを食する時等につけて食べたりする食卓の脇役ですが、暑い国では、いろいろと活躍しているようです。

ベトナムでは、コーヒーを飲むときに練乳を入れる習慣が多数派だそうですし、練乳でプリンも作っておられるそうです。

偉大な発明「練乳」

地味な存在ですが、私はすごい発明だと思っております。

なぜなら、練乳がなければ、熱帯地域では牛乳を口にできるのは、生産者と特権階級だけ、という事態になっていたことが想像に難くないからです。

今のように冷蔵輸送技術が発達していない時代に、缶入りの練乳ができたことによって、乳製品が酪農を行っている地域から遠く離れた地域でも食せるようになったというのは、とても革新的なことだったと思います。

なお、日本の「蘇」も練乳の一種ですが、高貴な方々しか食べられない貴重品だったので、ここでの説明は省きます。

「練乳」の歴史

ネットで調べたところによると、練乳を本格的かつ工業的に作ったのは、アメリカのゲール・ボーデンというお方のようです。

他にも挑戦した人がいたようなのですが、工業的に成功したのはこの方なので、ネットで調べる限りにおいてはこの方が発明者ということになっております。よくよく調べると、世界のあちこちに練乳の発明者、というお方がおられるようです。

練乳の大量生産が始まったおかげで、熱帯地方でも乳製品を気楽に使用できるようになったり、悪くなった牛乳で中毒する人がいなくなったので、とても人類に貢献した発明だと個人的には考えております。

筆者の「練乳」に関する困りごと

昨今、無糖練乳を使って、メープルファッジを作りたいと考えて探しているのですが、缶入りのものが廃止されてからなかなか適切なサイズのものが見つからず、どうしようかと考えあぐねている今日この頃です。

練乳の歴史について

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%B4%E4%B9%B3

https://www.nestle.co.jp/media/newsandfeatures/20160229_condensed_history

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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