貴重なキノコだったマイタケ
皆様は、キノコ類はお好みでしょうか。
筆者は、キノコの中でもマイタケが特に好きです。
いつものランチパイの中身にも、必ず入れております。
しかし、このマイタケというのは、江戸時代までは大変に貴重なキノコだったということは、あまり知られていないように思います。
主に北国の山を熟知した人間しか採取できず、めったに採集できないため、見つけると舞い上がって喜ぶので「マイタケ」という名前がついた、という説まであるほどです。
食べると体調が良くなるとも言われ、一種の薬としても扱われていたとも書いてありました。
山に自生しているマイタケの画像
とはいえ、北国にしか生えないか、というとそうでもなく、東京で生えていた例も聞いた事があります。ご当地ではだれも知らないキノコだったので、食べられる事がなかったのでしょう。
マイタケ栽培の歴史
マイタケの人工栽培に初めて成功したのは、今一番大手の某企業の創始者で、小さな工場を作ってそこに泊まり込み、マイタケの生態を徹底観察し、マイタケの増殖する温度と湿度を管理してコントロールする事に成功し、現在のお徳用パックのマイタケが私たちの手元に届く現在の状況に至っているそうです。
こちらの会社では、やはり栽培が難しいとされるエリンギやしめじの栽培にも成功し、市場に出してくださっていて、有難い限りです。
昨今、キノコはプロバイオティクス、予防医学に良い食材としても注目されていて、美味しいものなので、
積極的に食事に取り入れたいものです。
炊き込みご飯は面倒でも、炒め物、味噌汁等の具に使うと
気軽に食卓に取り入れられるので、ぜひ、積極的に召し上がっていただければと思います。
マイタケ栽培の歴史
https://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/hakase/za_maitake_03.html