昔は王室御用達だった「マカロン」
皆様は、「マカロン」はお好きでしょうか。
筆者は、「よくできたマカロン」は好みです。
マカロンの画像
とはいえ、マカロンというお菓子は、お店による当たりはずれがあまりないような感じはしております。
画像にあるような、一般的な「マカロン」は、「マカロン・パリジャン」と呼ばれているカテゴリーのもので、昔は王侯貴族専用のお菓子でした。庶民の食卓からは、はるか遠い食べ物だったようです。
「マカロン」が庶民の食卓に上るようになった経緯
しかし、フランス革命以後、王室や貴族の料理番や菓子職人達が、雇用主を失って街で店を開き、菓子を売るようになったので、いろいろな王侯貴族専用のお菓子がフランスの庶民の口に入るようになりました。
そして、この「マカロン」が日本に上陸し、今ではコンビニエンスストアの冷凍食品として、また、ファストフード店のメニューにも入るようになっております。
1個のお菓子の価格としては少々お高め、という感じがしないではない価格帯のものですが、昔は王族や貴族しか食べられなかった、という点を考えますと、ずいぶん庶民化した、とはいえるでしょう。
今後の「マカロン」の展開に関する期待
フランスには、「パリジャン」以外のマカロンも各地にあるので、それらも日本にわたってきて、一般化したらなかなか面白い展開になるのに、と時々考えております。
特に、「マカロン・モンモリオン」が、日本に入ったら流行しそうだと思って見ているのですが、その気配がないのが残念なことです。未来に期待をして今後の展開を注視しようと思っております。