便利な「クローク」のシステム
皆様は、ホテルやレストランに行かれた時、クロークで衣服を預ける経験をされた事がおありと思います。
筆者も、時々クロークのお世話になっております。
荷物を気にせず、手ぶらで食事を楽しむ事ができて、とても良いシステムだと思います。
ホテルのクロークの画像
システムが始まったシビアな理由
しかし、このシステムにはもう一つのシビアな理由が昔はあった模様です。
高級レストランや、ホテルでは、下品な言葉ですが「食い逃げ」をされると、かなりの経済的損害を受けます。
それを防ぐために、「クロークで上着や貴重品を預かる」という、お客様も気楽で、かつ、スマートに「食い逃げ」の未然抑止になるシステムができたようです。高級レストランやホテルのシステムが確立したフランス北部という土地柄では、夜になると外は寒く、上着なしで外に逃げる事は結構難しく、また、上着を押さえておけば治安機関に証拠品として提出する事もできたでしょう。
お客様に便利でスマート、かつ、犯罪抑止にもなる、良いシステムが開発されたものだと思います。
外国では、議員の隠れ場所になったりする場合もあるのだそうです。
クロークルームについて
