筆者の食生活についての不安
皆様は、「食生活」には自信がおありでしょうか。
筆者は、美味しいものを食するのが大好きなので、
少し太り気味で、将来の糖尿病と服の大量買いなおしの危機にたまに怯えております。
そんな時、大昔に読んだ「今昔物語」のなかの一つの話を思い出したり致します。
平安貴族の男性の画像
今昔物語の一つのあらすじ
平安時代のある貴族の男性が、
「最近太って困る。何か痩せられる食事はないだろうか。」と
お医者様に尋ねました。
お医者様は、「夏は水漬け、冬は湯漬けにしてご飯を召し上がるとよろしいでしょう。」と答えたので、貴族の男性はそのようにすると言いました。
しかし、しばらくしてお医者様の所に、「ちっとも痩せない」というクレームが入ります。
お医者様は、「食べている様子を見せてください。」と言って、再び貴族の男性の家に行きました。
するとその男性は、水漬けを一度に茶碗に5杯ほど食していたのです。
「痩せなくて当たり前でしょう!」とお医者様が怒った、という話です。
糖尿病が怖い
お互いの常識の齟齬と言ってしまえばそれまでですが、笑える話ではあります。
私も、人より大食いの傾向があるので、気を付けた方がいいとは思うのですが、やはりおいしい食べ物に出会うとついつい食べ過ぎてしまいます。
食道楽でグルマンと言ったら、糖尿病まっしぐらなので、時々自戒しております。
重度の糖尿病の症状というのは、夏の夜にネットで読んだだけでひんやりしてくるほど怖いものです。
そんなことになっても困るし、糖尿病の食事制限も怖いので、くれぐれも自粛して血糖値を寿命が来るまで正常値に保ちたい、と心から願っている筆者なのでした。