花粉症対策

 春が近付くとともに悩ましい花粉症。スギ花粉の飛散に伴って連続してくしゃみを引き起こすだけでなく、目が痒くなったり、鼻水が出るなどととにかく厄介。仕事や勉強中に集中が途切れやすくなり、人によっては症状が酷いあまり眠りの妨げとなってしまいます。部屋の掃除をしようにも換気を疎かにしがちで、つい雨が降ってくれないかなあ、と、祈ったりしませんか? ここでは花粉症の症状をなるべく抑え、少しでも楽に過ごすために生活の中で心がけていることを花粉症歴十年の私が2つにわけて紹介します。

 私が実践しているのは以下の通りです。

・部屋に花粉を持ち込まない

 外出の際に着るアウターは、表面の凹凸が激しいウールを避けナイロンやポリエステルなどのツルツルとした生地を使ったものを着ておくと服に花粉が引っかかりにくく、外出先から帰宅しても部屋の中に入る花粉を抑えられます。

 帰宅の際に髪や顔を洗うなど身体についた花粉を早めに落とすことで体内侵入を防ぎ、夜、花粉症の症状が起こる頻度を減らせますね。

・腸内環境を整える

 以前、SNS上でヨーグルトを毎日欠かさず食べることによって免疫力が正常に働き、アレルギー反応を抑えられる、と知り、実際に2か月前後摂り続けたところ、心なしか症状が軽くなったように実感しています。きのこ類や海藻、食物繊維が多く含まれる食物を摂るのもヨーグルト等の発酵食品と同じく腸内環境を整える効果が期待出来ます。

 私生活を見直し、屋内外問わず花粉との接触を減らすのはもちろんですが、体内に侵入したときの症状の重さも努力次第である程度減らすことは可能です。なるべくなら症状が表れる前からがベストではありますが、今からでも継続的に食事に気を遣って腸活に取り組むことは遅くないですし、症状が徐々に落ち着くいていくといいですね。

 あまりにも辛い場合は病院に通い、薬を使いつつ、上記で述べた通りの方法を試してみてこの辛いシーズンを乗り切りましょう。

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行谷いさご

たまに講座を受けながら十年ぐらいエッセイを書き続けています。くどい言い回しが表れたり、感情を挟む以上に説明文が長かったり、その辺を何度も読み返して反省を繰り返しながら一作品、また一作品……と、丁寧に、少しずつ作り上げていきたいです。

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