ドライフルーツの総称としての「プラム」と「レーズン」
皆様のお好きなドライフルーツは何でしょうか。
筆者は、デーツとレーズンとアプリコットが特に好きです。
しかし、英語では、「レーズン」や、「プラム」という言葉は、必ずしも干した葡萄やプラムを示すわけではない場合もあります。
特に、昔の英語の料理系の文献を読んでいると、この傾向が顕著なのですが、干した果物、ドライフルーツ全般を「レーズン」「プラム」と示していることが多いのです。
ドライフルーツの画像
その為、クリスマスプディングのことを「プラムプディング」とも言いますが、プラムだけが入っているわけではなく、いろいろなドライフルーツがぎっしり詰め込まれたプディングになっているわけです。
読んでいると混乱する本
ですから、古い料理書類を読むとき、「プラム」と書いてあっても、ドライフルーツのことか、それとも本当のプラムのことか、混乱する場合があります。
その場合はもう一度挿絵や他の文献を読んで調べなおして作ったりもしております。
とはいえ、この作業も楽しいと言えなくもないので、懲りずに昔の英語の料理本を見てしまう筆者なのでした。