「半分氷」という名前のソース
じっくり煮込んで何日もかけて作る美味しいドミグラスソース。日本の洋食には欠かせない素材ですね。
しかし、筆者には疑問がありました。ドミグラスという名前の意味が、「半分氷」なのはどうしてなのだろう、と思っていたのです。いつも熱い状態で供されるものなのに、なぜこんな冷たそうな名前なのか、と不思議でした。
ドミグラスソースのかかったハンバーグの画像
ドミグラスソースはもともとフランス語で、
ドミが「半分」、グラスは「氷」という意味になります。
この言葉には、「煮凝り」というニュアンスや、煮詰めて作ったもの、という意味もあるので、じっくり煮込んで作るこのソースの名前になったもの、と知りました。
本場のフランスでは、氷のお菓子、セミフレッドやソルベ、砂糖のアイシングをかけたものなどを示す場合もある言葉だそうです。
ドミグラスソースの材料
このソースを作るのには、仔牛の骨を使うそうで、少々気の毒とは思いますが、やはり美味しいので食べるのをやめられない筆者です。
おそらく、乳牛から生まれた雄の仔牛の骨等を使っているのではないかと推測されますが、後ほど詳しく調べてみる事に致します。
小分けチューブも欲しいドミグラスソース
ドミグラスソースを隠し味に使う料理等もあり、1缶400cc程度の缶詰ではもてあましてしまう事もあるので、もう少し小分けにした品質の良いドミグラスソースがほしいな、と思う今日この頃です。ケチャップのようなチューブ容器入りのものは品質が今一つで、少し細工をしないと美味しく食べられないのが少々残念に思います。
ドミグラスソースについて