筆者はたまに海外の料理を作るのが好きで、この前読んだアイルランド料理の本に「牛肉のビール煮込み」なるものが出ていたので、さっそく作ってみたのですが、家人には不評でした。
私は美味しいと思ったのですが、ビールの苦味があるのが家人にはエイリアンに感じられたようです。
牛肉のビール煮込みの画像
工夫してもやはり不評
そこで、ホップを使っていないビールを使ってみたり、トマトを入れるレシピに挑戦してみたりしたのですが、家人にはやはり不評でした。「苦味」が煮込み料理にあるのが、どうも気になるようです。
今度は、同じアイルランド料理で、豚肉のシードル煮込みでも作ってみたら家人の口に合うのかもしれないと思います。苦味も癖も少ないからです。
味覚の国境の高い壁
味覚の国境というのはなかなかハードルが高いもので、これが原因で夫婦喧嘩になったり、もめごとになったりするのも実地で納得できたような気がいたします。
知人の家庭では、ロールキャベツの味付けで大喧嘩になったとも聞いております。
片方はロールキャベツはホワイトソースで煮込むもの、もう片方はトマトソースで煮込むものという家庭環境が普通だと思っていたそうで、これでは赤白のもめごとになるわけです。
それを聞いていた筆者の家庭は、チキンブイヨンで煮込むのが普通だと思っていたので、ところ変われば違うもの、と思いましたが。
海外旅行の場合、一時なので文化の違う食事も楽しめますが、
長期留学や移住した人などは、食文化面でさびしい思いをしている可能性が高いと思います。
そういう人に出会う事があったら、配慮をしてあげたいものと思いました。
牛肉のビール煮込みのレシピ
https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/recipe/search/recipe.psp.html?CODE=0000000665