普及してほしい「日光風ゆば」

幼いころは「得体のしれない食品」

「ゆば」と聞くと、皆様は何を思い浮かべられますか。

筆者は、幼いころは黄色がかって乾燥した感じが

ミイラの包帯にも見えて、ちょっと気味が悪い感じを覚え、

ゆばがしまってある戸棚には近寄りませんでした。

しかし、大きくなってから食してみると、料理次第で実に美味しいものだとわかり、好物の一つになりました。

湯葉の製造過程の画像

湯葉の製造過程

しかし、美味しいのですが、もう少し歯ごたえというか、ボリュームがあるともっといい、とは時々思っておりました。

それまでに私が食していたのは、京都風の湯葉ばかりだったので、そんな感じを覚えていたのかもしれません。

ボリュームがある「日光ゆば」

しかし、年齢を重ねてから、「日光湯波」というお品がある事を知りました。

聞いた話によると、京都の湯葉は1枚仕立て、日光の湯波は2枚仕立てという製法で作る為、京都のお品より厚くて食べ応えがあるそうです。

筆者はまだいただいた事がないので、はっきりした感想は言えませんが。

日光ゆばの難点

少々残念なのは、京都の乾燥湯葉と違って、日光のお品の乾燥品には、あまりバリエーションがないのが難点だと思います。巻いた形で乾燥させた品等があれば、上品で食べ応えがある植物性タンパク質食品として、あちこちで喜ばれると思います。是非、製造している会社様に検討していただきたいものです。

日光湯波について

https://nikkoyuba.net/

https://matsubaya-yuba.jp/product.html

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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