「カスタード」の名前の由来
皆様は、カスタードクリームの入ったお菓子はお好みですか。
筆者も大好物なのですが、考えてみると、「カスタード」
という単語がどういう意味なのか知らない事に気が付きました。
そこで、検索をかけてみると、古いフランス語で「パイ生地やタルト生地」一般を意味する、現代語なら「ペストリー」というような単語、「 croustade 」に由来する、と書いてありました。
それが、生地に包まれたもの、という意味に変わり、よく生地に包んで供されていたクリーム、という意味に、英語圏にて変化していったようです。
クリームパンの画像
牛乳に卵を入れて加熱し、濃度をつける、という方法は、ローマ時代から使われていた手法で、今のキッシュやフランに近い感じの「パティナ」という料理があり、それを調理した鍋もローマ時代の遺跡からたくさん出てくるそうです。
いろいろな「カスタード」
英語におけるカスタードというのは、キッシュの卵液から、カスタードクリーム、カスタードプリンまで広い意味になっているそうです。
19世紀に、卵が食べられない体質の奥様の為に、バードという名前のお方がカスタードパウダーを作り、それが今でも人気商品になっています。
何が入っているのか怖いし、味が想像できないので、今まで使った事がないのですが、愛情から生まれた物と知ったら、ちょっと話の種に使ってみようか、という気持ちになってまいりました。
今度海外食品店で購入してみようかと考えております。
カスタードクリームについて