「神様の食べ物」という名前のお菓子
皆様は、「神様の食べ物」というお菓子をご存じでしょうか。
イングランドにはその名前のお菓子が結構あります。
「アンブロシア」という名前がついたケーキやタルトがあちこちで作られているのです。
「アンブロシア」とは、ギリシャ神話に出て来る神様の食べ物で、食べると不老不死になるというミラクルフードですが、
「アンブロシア・ケーキ」や、「アンブロシア・タルト」というものが、英国のレシピ本で見受けられます。
単純に絶品のお菓子、という意味で使われているようですが、
「食べたら死ななくなるお菓子」だったらちょっと怖いような気もいたします。
パウンドケーキの画像
思ったより簡単に作れる「神様の食べ物」
「アンブロシア・ケーキ」は、黒糖で作ったパウンドケーキ生地に、クルミやココナッツ等が入った物を指す場合が多く、御大層な名前のわりに、材料さえそろえば誰にでも失敗なく作れそうなお菓子です。
アンブロシアタルトは、私が古い料理の本で読んだ限りでは、フルーツとアーモンドクリームのタルトで、こちらも簡単に作れそうでしたが、きっととても美味しいので、「アンブロシア」の名前がついたのだと思います。
家人がお持たせにすると喜ばれるというので、いつも頼まれると「アンブロシアケーキ」を作っております。
近いうちに、また頼まれそうなので、足りなくなったココナッツファインを買っておこうと思います。
アンブロシアケーキについて