筆者の病気の時の食事
皆様は、体調が悪い時、どんな食べ物を召し上がっておられますか。
筆者の場合、幼いころに体調が悪くなると、鶏肉と野菜が入ったスープとパンでした。私の母は日本食で育った世代のはずなのに、なぜか欧米風でした。私が幼いころ、おかゆの味が嫌いだったせいもあるのかもしれません。
皮肉なものというか、大きくなってから穀物の微妙な味が好きになり、健康な状態の時に、おかゆやオートミールを食しております。
アジア圏の病人食に多い、お粥の画像
世界各地の病人食
他の国の場合はどうなっているか、と検索して調べてみると、
中国では、海鮮出汁や鳥出汁のお粥、
フランスでは、柔らかくしたパスタ、ポトフ、ニンジンのピューレ、リンゴのコンポート等、と書いてありますが、知人がフランスに留学していた際は、重度の風邪で苦しんでいる時に、バターたっぷりのジャガイモのピューレの上に、ハムが乗った物が出てきて、下宿のおばさんが「消化がいいのよ。」と言って出してくれたので断るに断れず、ある意味地獄だったとおっしゃっておられました。
やはり、欧州の人とアジア系では、消化器官の構造と感性がずれているようです。
意外にも病気の時にコーラ
また、アジア圏でも欧州文化圏に於いても、コーラが弱っている時の水分補給に使われている、という事にも驚きました。
コカとコーラの実が入っているエナジードリンクなので、弱っている時に大丈夫なのかな、と他人事ながら心配になります。
ちなみに、筆者は人生で数回しかコーラを飲んだ事がないのですが、味に酷い拒絶反応を起こしてだめした。
中国の場合、さらに煎じたショウガを入れて飲ませる、とも書いてあり、この点は理にかなっていると思うのですが・・・
インドの場合は、「キチュリ」という緑豆とお米を煮込んだものにスパイスを入れた辛いおかゆを食べるのだそうです。
欧州ではグロッグというラム酒の入ったカクテル、韓国では辛目のキムチチゲを食べたり、中には唐辛子を大量に入れたお酒の一気飲み、等というのも出てきました。これは危険なので、絶対にマネしない方がいいと思います。
作ってみたくなった病人食
おいしそうと思ったのは、梨の芯をくりぬいてはちみつとショウガを詰めて焼いたもの、というお答えの中国のお方の投稿でした。これは、体調が悪くなくても、梨の季節に試してみたいと思いました。
皆様も、この中に試してみたいものはございますか。