東北地方の郷土食「ずんだ餅」
皆様は、「ずんだ餅」はお好みでしょうか。
出身の地域によっては、かなりエイリアンな食べ物に見えるお方もおられるようです。
筆者は好物なのですが、夏の間しか作らない事に
しております。
何故かというと、やはり新鮮な枝豆で作らないと美味しくないからです。
ずんだ餅の画像
簡単なずんだ餅の作り方
今年も、つい先日知人から良き枝豆を頂いたので、「ずんだ餅」を作ってみる事に致しました。
「ずんだ餡」はプロでなければ美味しくつくるのが難しいと思っておられるお方もいらっしゃるようですが、
ある一つのコツを知っていれば、素人でも美味しく作る事が出来ます。
それは、枝豆をさやから出したあと、豆の薄皮を剥いてからすり潰して餡にする、というひと手間です。この薄皮というのが曲者で、時間が経ってくるとあまりよろしくないにおいや味の原因となってしまいます。
一粒ずつ豆から薄皮をとるのは結構面倒ですが、これが美味しく仕上げるコツです。
薄皮をとった豆の分量をはかり、すりつぶして豆の重量の3分の1の砂糖と一つまみの塩を入れれば、簡単なずんだ餡が出来上がります。隠し味に少し白みそを入れても良いでしょう。
本当は、すり鉢で丁寧にするともっと美味しくなるのですが、フードプロセッサーですりつぶす事もできます。
今回は、作り始めた時間が遅かったので、夕飯の時にご飯の代わりに供する事にして、家族皆で美味しく頂きました。目新しいので、結構喜ばれました。
ずんだに入れるお餅も、そんなに面倒に考える事もありません。
切り餅があれば水を振りかけて電子レンジにかけて柔らかくしてずんだ餡とあわせられますし、もち粉や白玉粉を練ってゆでたものとあわせても美味しいものです。
簡単なので、皆様もお試しになってみてください。
なお、作ったらすぐに召し上がってください。風味が落ちます。
ずんだ餅について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9A%E3%82%93%E3%81%A0%E9%A4%85