今年こそ作りたい栗のお菓子
皆様は、「栗」はお好きですか。
筆者はとても好きです。毎年、単純に煮て食するのに飽きると、ケーキを作って楽しんでおります。
今年は、「ネッセルロード風プディング」に挑戦する時間があるといいな、と考えております。
なんでも、「モンブラン」の元になったお菓子だそうです。
実は、英語でいうところの「チェスナット」と、日本語の「栗」には微妙な違いがあり、大きさや味わいなども違います。
栗の画像
マッドサイエンティストが怖がった栗料理
科学畑でないお方はあまりご存じないでしょうが、アメリカの科学者で、少し変わった人が多い科学者のカテゴリーの中で、「あの人こそマッドサイエンティスト」と大概の人が認めている、ファインマンというお人の書いた本を読んだ事があります。
そのお人が日本に旅行した際に日本の旅館のホスピタリティと仲居さんの冷静さについて賞賛している箇所もありましたが、日本食の一つを「怖い」と書いてある文面がございました。
それが、「栗の渋皮煮」を示しているようでした。
「茶色で、小さな脳のようで、日本人に聞いたら「クリ」と言っていた」というので、多分間違いないでしょう。
ファインマン氏は度胸があるので有名で、生物学の勉強もした事もあるお方なので、何故脳に似た小さな植物由来の食物を怖がったのか、筆者には意味不明なのですが、こういう感性の問題というのは意味不明にして微妙なので仕方がない事でもあり永遠の謎なのかもしれません。
筆者自身も、ベジマイトというものがどういうもので、栄養があると分かっていても、感覚的に怖くて受け入れられないので、そういうものなのでしょう。
皆様も、他の方々の「感性」を尊重し、なるべくトラブルのないようにお過ごしください。
他人の食に関する感性への対応でトラブルになりかけた例を筆者は多く知っております。
「ネッセルロード」について