野菜の再生栽培についての実験

細ネギの再生栽培

皆様は、三つ葉やねぎの再生栽培を行われた事はございますか。

筆者は夏で根付きが良いので、細ネギの再生栽培、リボべジを行いつつ、効率の良い方法を実験で調べております。

昨年購入した水耕栽培と思われる三つ葉は、ラプンツェルの水耕栽培に失敗したハイドロカルチャーの鉢に植えたら、なかなかよく活着し、花も数回咲きました。

また、昨今細ネギの根元の切れ端が出たので、こちらも三つ葉が植わっている鉢の隅にさしておいたら、かなりの速さで育って、驚きました。

細ねぎの切れ端をハイドロカルチャーの隅で再生栽培したもの

ハイドロカルチャーの鉢で再生栽培した細ネギの画像

再生栽培の速度の違い

また、もう一つ細ネギの根の切れ端が出たので、こちらは空いていた土のプランターに入れてみたのですが、成長がハイドロカルチャーの鉢に比べて今一つ遅い感じです。

数日しか植えた日時が違わないのに、あまり伸びていません。

プランターにいれて再生栽培している細ネギの切れ端

プランターに入れて再生栽培した細ネギの根元

「根毛」を生やすのに使うエネルギー

この違いが現れた理由は、「根毛」の有無にあるのではないか、と筆者は推測しております。

筆者がみた時点では、どちらの細ネギの根元の切れ端にも、「根毛」がない状態でした。

ハイドロカルチャーの鉢の隅に入れた方は、根毛なしでも水をすぐに吸収できて早く育ったようですが、土に植えた方は、根毛を生やすエネルギーが必要だったので、その分、伸びが遅いのではないか、と考えているのです。

今度から、再生栽培専用のハイドロカルチャー鉢を作ろうかと筆者は考えております。

再生栽培、リボベジについて

https://www.kagome.co.jp/vegeday/grow/202305/12895.html

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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