カボチャの原種についての素朴な疑問
そろそろ、カボチャのおいしい季節になって参りました。
今までは、ほくほくだねっとりだと家人と好みについて論争し、また、カボチャプリンやカボチャケーキを作って楽しんできたのですが、昨今、生物学を修めた者としての疑問が浮かぶようになりました。
カボチャの画像
「カボチャの原種は、そもそも何の動物に種を遠くまで散布してもらうつもりでこういう実をつけていたのだろう?」という疑問です。
結構果皮が固く、果実も固いので、何かこれを破壊して食べてくれる動物でないと種を遠くまで運んでもらうのは無理だと思います。
ネズミ類で果皮と果実を破壊して食べることは可能でしょうが、種もそのまま齧られてしまって遠くまで種を運んでもらう事は無理だと思います。
北米、南米大陸に生息する、ヘラジカ、ジャコウジカ、バッファローあたりなら蹴とばせば破壊する事が出来、且つ、種を丸ごと飲み込んでどこか遠くに運んでくれるとは思うのですが、ネットで調べた範囲では、確証となる文言は出てまいりませんでした。
今の「種の運び屋」はヒト
今、種をあちこちに運んでいるのは、間違いなくヒトだというのはわかるのですが。
どなたか植物学等に詳しいお方がおられたら、教えていただけますと幸いに存じます。
カボチャについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9C%E3%83%81%E3%83%A3