「クロワッサン」はトルコの三日月
皆様は、「クロワッサン」はお好みでしょうか。
知っているお方も多いと思いますが、「クロワッサン」とは「三日月」の意味です。
クロワッサンの画像
では、なぜ三日月のパンが作られるようになったかといいますと、昔、ウィーンにオスマントルコ帝国の軍隊が攻めてきた時、真夜中にその侵攻にパン屋さんが気が付いて守備隊に報告した為、撃退して事なきを得た、ということがありました。それを記念して、オスマントルコの旗印だった「三日月」のパンが作られるようになった、ということです。この時点では、キプフェルンと呼ばれていて、普通のパン生地で作られていたようです。
マリー・アントワネットがフランスに持ち込んだクロワッサン
ウィーンを首都にしていたオーストリアの王女、マリー・アントワネットがフランスに嫁いだ時、自分の好きだったクグロフやキプフェルンをフランスに持ち込み、それがいつの間にかデニッシュ生地で三日月形に焼く、クロワッサンに形を変えました。
そして、欧州文化が流入した日本でも、クロワッサンが焼かれるようになり、
クロナッツやクロワッサン鯛焼き等、アレンジした食品も作られるようになりました。
これらの食品をフランスやトルコの方々がどう思われるのか、聞いてみたいような、怖いような気がいたします。
ある意味で怖かったクロワッサン
クロワッサンといえば筆者が思い出すのは、関西某所のホテルでいただいた、「絞ると油が出てきそうなクロワッサン」です。美味しいクロワッサンはあちこちでいただきましたが、こういう怖いクロワッサンを食したのは、あの時が最初で最後でした。今度行くときには、もう少し改善されているといいと思います。
「クロワッサン」について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%B3