消えつつある小正月の料理
皆様は、「小正月」といってもあまりイメージが思い浮かばないのではないでしょうか。
旧暦の1月15日に行われるもので、昔は特別な料理が作られたり、女性だけでお祝いをしたりしていたものです。
例えば、東北の青森は津軽地方の料理「粥の汁」は、もともと小正月に女性だけで集まる為、その間男性陣が温めるだけで食べられるもの、という意味合いもあったようです。
また、この時期に小豆粥を食して無病息災を祈る習慣の地域も多数あるようです。
小豆粥の画像
イベントとしての小正月料理のご提案
しかし、現代社会においては女性が社会の外で働く必要が出てきたせいか、小正月という行事自体も、また、小正月の料理もわすれられつつあるような気がいたします。
いっそのこと、定食店や和風の食堂などで、小正月の料理キャンペーンでも行うようにすれば、季節の風情も保たれ、また、外で働く人にも一つの食のイベントとなり、飲食店の集客のチャンスにもなってよろしいのではないかと考えます。
どなたかこのアイディアを容れてくれる業界の方はおられないかな、と妄想する今日この頃です。
小正月について