昼時のメニューに人気の「炒飯」
筆者の家では、昼時の食事のメニューとして、よく炒飯が食卓に上りますが、皆様のお宅ではいかがでしょうか。
炒飯の画像
チャーハンの歴史
炒飯の歴史は思ったよりも古く、2000年程前の中国の漢王朝の時代までさかのぼれるといわれております。
残ったご飯を再加熱して調理する、というものなのですが、
厳密に「炒飯」のような料理が文献に載るのは、聖徳太子様が生きておられた頃の隋の時代頃になります。
その頃の料理書には、隋の宰相が「砕金飯」という料理を食していた、と書いてあるそうです。
日本には、遣唐使が始まった頃に大陸から伝わったようなのですが、ごま油でコメを炊き、炒めた野菜と肉を混ぜる、というような、今とは少し違った作り方でした。当時の日本では広まらなかった模様です。
炒飯という料理が日本中に広がったのは、関東大震災の後、大陸の方々が日本にたくさん移住してきて、中華料理店を作った時からのようです。おいしくて、バランスよく栄養が取れるメニューなので、人気になったものと推測されます。
家人の炒飯に関する変わった好み
ちなみに我が家では、インディカ米を使ったパラパラの本場の中国風炒飯は人気がなく、日本米を使って、ベーコンと高菜と卵を炒めてご飯とともに炒めた、ほどほどにぱらついた日本風炒飯が人気です。我が家の家人は、中華料理店よりも自宅製の炒飯のほうがおいしいと常々申しておりますが、それも食の好みの偏りではないかと思っている今日この頃です。筆者は、純中華風の中華料理店の炒飯も、自宅の炒飯も好物です。なんでも、丼に入れて供すると、最後まで熱々で食べることが出来て美味しいそうです。
炒飯の歴史について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3