博品館TOY PARKの話 ~ぬいぐるみエリア~

東京の銀座には、博品館TOY PARKという大きなおもちゃ屋さんがある。

私はぬいぐるみが大好きなので、博品館TOY PARKは夢のような場所だ。
なぜなら、このおもちゃ屋さんの2階にはたくさんのぬいぐるみがあるのである。

キャラクターのぬいぐるみはもちろん、有名なぬいぐるみ会社のぬいぐるみがここにはたくさんある。高級なぬいぐるみも、ガラスケースの中に何体か並べられている。見ているだけで楽しい。

テディベアはもちろん、うさぎ、犬、猫、カエル、鳥、深海生物…たくさんの種類の動物のぬいぐるみがある。

最近は、おもちゃ屋さん自体がそれほど多くないし、ましてやぬいぐるみを豊富に取り扱っている場所は本当に少ない。

そう考えると、銀座の博品館TOY PARKは本当にすごいのだ。2階がほぼまるごと、ぬいぐるみで埋め尽くされている。

ちなみに私はこのおもちゃ屋さんに2度ぐらい訪れたが、いずれもうさぎのぬいぐるみを買った記憶がある。
リアルさと擬人化っぽさを混ぜ合わせ、なおかつ上品な感じにしたような美うさぎをお迎えしたと思う。

本当に小さな子どもの頃、両親に連れられてとあるデパートに行ったときは、博品館TOY PARKと同等かそれ以上のぬいぐるみエリアがそこにあった。
でも、もうそのデパートもあるかどうかわからない。あったとしても、私が当時夢の国と見紛うたぬいぐるみ王国はもうないのかもしれない。

とにかく、私は本当に昔からぬいぐるみに執着していたので、よくそのデパートで「買ってえ!買ってよお!」と駄々をこねたものだ。そのたび親にはすげなく断られた。それでも諦めずに駄々をこね続けて粘ると叱られたのは言うまでもない。

駄々をこねても手に入らなかった黒猫のリアルな大きなぬいぐるみ。今でも微かに思い出すことができる。あの猫はどこに行ったら買えるのだろう。そして、どうして、当時の私はあんなにあの子が欲しかったのだろうか。

とにかく、ぬいぐるみが好きな気持ちは変わっていないし、今でも「おっ、これは」と思うと財布のひもが緩む。

私はもう東京にいないので、博品館TOY PARKへ行く機会がほとんどない。なくてよかったかもしれない。
もしも近くにこのおもちゃ屋さんがあったら毎週通って、ぬいぐるみをお迎えし続け、散財していたと思う。

できればぬいぐるみが好きなすべての人のために、博品館TOY PARKのぬいぐるみエリアは、今後どんな時代になっても末永く存続してほしいものだ。

ぬいぐるみだらけの空間には、幸せがたくさんつまっている。

大人も子どもも、ぬいぐるみ好きな人は必見の場所。それが博品館TOY PARKの2階。

気になる方は足を運んでみてほしい。

道中、ソフトバンクショップの白い犬の像が気になるかもしれない。高いビルの群れにビビる者もいるかもしれない。
しかし、それらを乗り越えた先に極楽はある。勇気をもって赴いてみよう。後悔はしないと思う。

多分。

終わり

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テオ

はじめまして。テオと申します。自閉症スペクトラム障害(ASD)です。主に物語とエッセイを書きます。よろしくお願いします。

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