雨が降ると、傘が欠かせない。
私は、基本的にいつも折りたたみ傘をカバンに忍ばせており、突然の雨にも対応できるように準備している。
でも、傘を差しても濡れてしまう部分がどうしても出てくる。それは折りたたみ傘だろうが、大きな傘であろうが関係ない。体全体と持ち物すべてを水滴から守ってくれる傘は今のところ見当たらない。
私は今日、傘を差して通所してきたのだが、靴や左袖、カバンが濡れてしまった。
カバンの中には休憩中に読むための漫画本が入っていたのだが、漫画本も水に濡れた。最悪である。
せっかく傘を差しても、濡れてしまうのなら意味がない。
割と昔から、傘を差す文化というものはあった気がする。時代劇でも傘を差している人が出てくる。割と日本史という大きな括りから考えても、傘の歴史は長いと思う。絶対にここ数年でできたものではない。
長い歴史があるのにも関わらず、傘はあまり進化をしていない。
かわいい柄やらおしゃれな柄などの見た目に力を入れるものや、傘の骨組みの強度を高くしたものなどは出ている。
それも結構であるが、まず第一前提として「傘を使用する者を濡れさせない」という目的を十分に達成できている傘はどのくらいあるのだろうか。
傘を差せば、頭や肩などは濡れなくて済むかもしれない。でも、足元は絶対に濡れる。また、傘の内側でなければ…つまり、はみ出している部分があれば…間違いなくそこは濡れる。
当たり前のことだけど、正直イライラする。濡れた部分は気になるし、そこから冷えが広がって来る気がしてムズムズする。
頭や肩などの上半身は濡れないのはいいけど、それに加えて下半身や靴やカバンが濡れないようにカバーしてくれる雨具は無いのだろうか。
「雨合羽はどうか」という意見もあるけれど、かさばるからちょっと嫌である。
値段も手ごろで、かさばらず体全体と持ち物すべてをカバーできるスーパー雨具が発明されないだろうか。
濡れた漫画本に切なさを感じている。体だけでなく、心も寒い。
人類の天才たちよ、よろしく頼む。
雨の日の憂鬱さをどうか解消させてほしい。
終わり
