SSD第3回、今回はSSDの買い替えの要因になりやすい、最大データ保存
容量や実際のデータ間の転送速度等についてのお話になります。
読者のみなさん、こんにちは。筆者のMJDeです。
本記事をご覧頂き、ありがとうございます!
タイトルにもある通り、今回は、SSDを探していた時の出来事について、
第3回目をお届けします。
前回までの第1回、第2回の記事も読んでいただけると嬉しいです。
前回までの振り返り:
#1・SSDとは
・SSDを探し始めたきっかけ
・他の選択肢:HDDタイプとクラウド型タイプについて
#2・内蔵型or外付け型
・記憶装置の物理的なサイズと厚みについて
・セルフパワーorバスパワー
それでは、今回の記事では、SSDの買い替えの要因になりやすい、最大データ
保存容量や実際のデータ間の転送速度等についてのお話になります。
データの最大保存容量について
買い替えの要因になりやすい容量についてですが、これは実際のところ、日頃
パソコンを使っていて、容量が足りなくなってきたな、というタイミングで、
どのデータが容量を圧迫しているかを調べて、それに合わせて買い替えを
検討するのが無駄をなくせる手段のひとつだと思います。調べる方法は、
無料または有料のソフトでドライブ単位(記憶装置の仮想的な区画単位)
でファイルを一括検索すると、どのデータが何割くらい占めているのか、
知ることが出来ますので、この方法で検討してみてもよいかと思います。
動画が大半を占めているのであれば、データの保存頻度にもよりますが、
余裕を持つなら2~4倍の容量はあると安心出来ると思います。市場で
流通されている製品を見て見ると、大体1・2・4TBなら選択肢も
多いと思います。少し贅沢に、予算に余裕があるなら8・16TB
あると当分の間はなんとかなるかと思います。
・知っているとお得な豆知識
ドライブ単位というのは、パソコンには保存されているデータによりアクセス
しやすいように、ドライブを分けるという機能があります。
ひとつの物理的な記憶装置に対して、CとD、もしくはC・D・E~のように
2~4分割というように、分割して管理することが出来ます。
データ容量の表示は通常、ドライブ単位で表示される場合が多いので、最大
保存容量を計算するときには、物理的な記憶装置全体の最大保存容量を正確
に把握して買い替えを検討するようにしましょう。
また、容量にも「隠し容量」なるものが存在している製品もあります。
これは知らないとなかなか気づかない部分ですので、
次回の記事で詳しくお話出来ればと思います。
接続方式によるデータ間の転送速度の違い
まず、接続方式について。現在ある規格の中でも流通していて、選択肢として
選ばれやすそうな規格をあげていきます。
転送速度については、前提として、以下の認識を持っていると、より正確な
選定が出来ると思います。
「Mb/s(またはGb/s)」と「MB/s(またはGB/s)」は小文字と大文字でも大きな
意味合いの違いがあります。
「Mb/s(またはGb/s)」は厳密にいうと「パソコン内部のデータの通信速度」で
あり、単位が「Mbps(またはGbps)」です。この頭文字2文字に、
1秒間を表す「second」の頭文字1文字を「/」で区切って
表記するため、小文字になっています。
そして、実際に「ファイルサイズの転送にかかる時間」を比較したいときには、
「MB(またはGB)」というファイルサイズ単位の方を見ます。こちらは大文字で
表記されており、これに1秒間の単位である「/s」がつきます。
それでは、接続方式の違いについてみていきましょう。
・SATA I
ファイルサイズの最大転送速度は「150MB/s」で1秒間に150MB程度の転送能力
(パソコン内部のデータ最大通信速度は1.5Gb/s)
・SATA II
ファイルサイズの最大転送速度は「300MB/s」で1秒間に300MB程度の転送能力
(パソコン内部のデータ最大通信速度は3.0Gb/s)
・SATA III
ファイルサイズの最大転送速度は「600MB/s」で1秒間に600MB程度の転送能力
(パソコン内部のデータ最大通信速度は6.0Gb/s)
SATAと呼ばれる接続規格には、大きく分けて3種類あり、SATA IIIが現状SATAの
中では1番速い部類になります。この規格はデスクトップ型や内蔵型タイプを
選定するときによく目にする規格です。
・eSATA(SATAと同じ転送速度で3種類存在)
ノート型向けに一部流通したが、結局電源の問題であまり流行らなかった。
・USB2.0
パソコンとマウスやキーボードをつなげるときによく目にする接続規格です。
デスクトップ型パソコン以外に、ノート型パソコンにも複数ついていることが
多く接続しやすいです。
ファイルサイズの最大転送速度は「60MB/s」で、1秒間に60MB程度の転送能力
(パソコン内部のデータ最大通信速度は480Mbps)
ただ、内蔵タイプのSATAと比べると遅いので、転送に時間がかかってしまいます
・USB3.0以降、およびUSB Type-C、Thunderbolt端子
このUSB3世代やType-C、Thunderbolt端子は、この項目ひとつで記事が
たくさん書けてしまう程複雑な仕様になってしまいましたので、
別の機会に執筆します。
M.2の存在を知る
SSDを探す過程で、今までは SATA III 規格の内蔵型 2.5inch のSSD1TBを
デスクトップ型で使用しており、その後ノート型に内蔵する形で転用して使用
しておりました。しかし、データ容量不足と共にデータ転送速度も現状より
速いものに交換したくなってきたときに、SATA規格よりも速い次世代規格
として発売されたM.2規格があるということを知りました。
このM.2規格には、以下の様な規格の種類があげられます。
・M.2 type2280(22mm × 80mmサイズ)
サイズが規格の中では1番細長く、デスクトップ型に内蔵しやすい規格。
ノート型だと内蔵機種によっては細長すぎて入らない場合もあります。
・M.2 type2260(22mm × 60mmサイズ)
サイズが規格の中では真ん中で、スリム型デスクトップや一部の
ノート型に内蔵する時に使用する規格。
・M.2 type2242(22mm × 42mmサイズ)
サイズが規格の中では1番小さく、ノート型に適した規格。
デスクトップ型にも流用可能な場合もあります。
知っているとお得な豆知識
・M.2接続端子の形状について
M.2には、製品の規格サイズの他に、もうひとつ気を付けなければならない
ことがあります。それは、接続端子の形状が微妙に違うことです。
・M-key
製品表面に対して、右側に欠けがあります。※裏面にすると左側に欠けがきて
B-keyと間違えやすいので注意。
・B-key
製品表面に対して、左側に欠けがあります。※裏面にすると右側に欠けがきて
M-keyと間違えやすいので注意。
・B&M-key
製品表面に対して、両側に欠けがあります。
どれを買っても接続できるわけではなく、接続側のパソコンが、例えば「M-key」
にしか対応していない場合は、M-key以外は接続出来ません。裏返してB-keyを
仮に入ったとしても、実質的には接続出来ず故障の原因になりますので、
無理に接続するのは避けましょう。
実際にSATAからM.2になってどれくらい速くなったかについては、
次回の記事にてお話ししたいと思います。
まとめ
今回の記事では、
・データの最大保存容量について
・接続方式によるデータ間の転送速度の違い
・M.2の存在を知る
についてお話ししました。
次回の記事では、M.2使用開始前の意外な注意点と、本記事中で触れた
「隠し容量」と、実はもうひとつある隠し要素「隠し転送速度」について
お話したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
