水鈴ファミリーをご紹介①~多種多様な性格のオンパレード~

みなさん、こんにちは。毎度おなじみ水鈴です。

今回は、我が家のファミリーの紹介でもしようかと思います。

私には、2つ年の離れた兄がいるのですが、兄はベビーベッドでシベリアンハスキーの子犬と育てられたようです。私の時は、猫でした。名前が「みかん」と「りんご」で何をするのも、どこに行くのも彼らと共に過ごしてきました。

小さい頃から、沢山の動物たちと育ち「生と死」も、小さいながら沢山経験してきました。母がよく言っていたのが

「犬も猫も、勿論お母さんも水鈴も死んじゃうでしょう?そうじゃないと地球が一杯になってしまう。だから、使命を終えた命は天国に行くの。そして、また赤ちゃんとして生まれる。強く願えばまた、家族になれるからバイバイしようね。」

と、言われていたのを思い出します。今考えれば、小さい子が納得出来るような話だなぁ・・・と、感じます。昨年、亡くなったモクちゃんも不思議とすぐに会える気がしてます。犬や猫の転生は、人間より早いそうです。

モクレン君の記事は↓を、ご覧ください

前置きが長くなりましたが、今回の主役のご紹介。

「スコさん」

です。16歳のおばあちゃんですが、まだまだピンピンしていて病気知らずです。

名前でご察しの方もいるかもしれませんがスコさんは、

「生粋のスコティッシュフォールド」です。

スコティッシュ特有の折れ曲がった耳に、真ん丸な顔。がっしりした手足。

しかし、彼女は手足が奇形なのです。近親交配や両親ともにスコティッシュだと稀に手足に奇形がある子猫が生まれることがあるそうです。

彼女との出会いは、小学6年生の暑い暑い夏の日でした。

たまたま、24時間テレビの催し物があり、父が連れて行ってくれました。

私は、金魚すくいに夢中でしたが父と兄がホールの一画に沢山のゲージに獣臭が

していて興味本位で近づきました。父たちは

「うーむ、この子が可愛くないか?」と、嬉しそうに話していた。私は、ふと

机の隅に大きいゲージに華奢なはたまた栄養失調気味の猫がいました。

そう、それがスコちゃんとの出会いでした。彼女から目が離せなくなりました。

父に頼み込んで、彼女を・・・そう、スコちゃんを我が家に迎え入れたのです。

自宅までの2時間半の間、声を出すでも怒り狂うでもなくホッとした表情に

私は、心底安心しました。図鑑では見たことはありましたが、生のスコティッシュは、

とても興味深いものでした。スコちゃんだからそうだったのかは分かりませんが、

順応能力がかなり高く、自宅について自室に連れていきふと目を離していたら

ベッドのど真ん中で優雅に毛づくろいしていました(笑)

あの姿が何度思い出しても爆笑してしまいます。

もの応じせず、表情豊かな彼女は、私の猫と共に過ごしてきた中でかなり濃いものでした。

スコちゃんは、何度かレンタルキャットを経験しています。

母方の祖母宅にも以前猫がいたのですが、老衰で亡くなってしまい、寂しいから

スコちゃんに来てほしいということでスコちゃんを私同伴で1週間祖母宅へ。

祖母の家に着いたとたん、不穏な動きをしていたものの、みんなが

「スコちゃん、かわいいね」とか「スコちゃーん、おやつあげよっか?」と、

甘やかされ、すぐに懐いてました。

次の日、朝目が覚めた時スコちゃんの姿が見えなくてとても慌てましたが、祖母のダブルベッドの真ん中でまたもや毛づくろいをしてました。あまりに滑稽でみんなで大爆笑しました。最終日には、祖母が

(毛づくろい中のスコちゃん。身なりは、重点的に!)

「スコちゃん、もうばあちゃんの家に慣れたから置いてったら?」

なんて始末。「スコちゃんは、私の相棒だから離れるなんて考えられない。また、機会があったら連れていくね。」そう告げると、少しがっかりするかと思いましたが、

祖母は「また来てね」と、嬉しそうだったのが印象的でした。

自宅に帰ったスコちゃんは、なんの変わりのない生活をしていました。

本当に、この子はもの応じせず、怖がらず、順応性が高いのだと思い知らされました。

それから数年たち、私は進学のために家を出ました。一人暮らしは寂しかったので、

スコちゃんを連れていくことにしました。ペット可物件で部屋数もそこそこあるところに

引っ越し、さぁ! 一人暮らし! と、意気込んだのはほんの三日でした。

「ホームシック」になり、スコちゃんに

「お家帰りたいね」と、愚痴っていると、スコちゃんが姿を消しました。

慌てた私は、外を探したり、家じゅうを探しました。どうしても見つからず

棚の上のスコちゃんの、キャリーにぶつかった瞬間、か細い声で

「ヒャーっ」と、聞こえキャリーを逆さにしたら何と! スコちゃんがいたんです!

多分、私が「お家、お家」言ってたのでお家に帰れると思ったようです。

それから、しばらくは実家に帰り、実家から通学していました。

しかし、自宅から学校まで片道2時間半。電車やバスを使ってもこの時間。

疲れ切った私は、また再度一人暮らしを再開。

勿論スコちゃんも一緒です。

この一人暮らしでスコちゃんのありがたみがすごく分かりました。

私は、学校でのトラブルが多く一匹狼のような存在でした。勿論、周りの人間には

見つからないように頑張っていましたが、どうしても悔しくて泣いて帰る日も

少なくはありませんでした。

バスの中で、ばれないように涙を拭いハンカチがグショグショになるまで泣きました。

バスを降り、自宅の階段を上りながら何度も何度も涙を拭い、拭っても、拭っても

涙が止まることはありませんでした。

そんな日は、決まってスコちゃんが玄関マットの上で待っていました。

泣かない日は、窓辺の畳の部屋で寝ているのですが、泣いて帰る日限定で、スコちゃんは待っていました。

膝から崩れ落ちる私に語り掛けるように、頻りに顔を舐めたり

涙に頭をぶつけ涙を拭ってくれました。そうこうしてるうちに、だんだん疲れた私は、

玄関から一番近い部屋でリュックを背負ったまま寝てしまうことも多々ありました。

起きるころには、周りは暗くスコちゃんの柔らかい被毛が頬にあたっていて、

安心したことなんて数えきれないくらいでした。

私の、家族であり仲間であり姉妹であり。どんな言葉を掛けたって似合わない。

心からの信頼をおける猫。言葉はなかなか通じないが、スコちゃんは、少しだけ

言葉が通じるから、新しい言葉が通じたときは、すごくうれしいです。

彼女との未来が幸せであるように。そう思い、毎日を過ごしています。

スコちゃん

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水鈴

初めまして!水鈴と申します。主に、ライティングをしています。 内容は、動物の事、自分の好きな音楽、病気のことまでマルチに 活動していきます。宜しくお願いします。

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