どーも、はちろうです。今回もひきこもらーの時に考えていたことをつらつらと、タイトルにもある通り思考実験についてですね。
世の中には様々な分野の思考実験があります。有名所だと物理学のシュレーディンガーの猫、倫理学のトロッコ問題、哲学のテセウスの船などなど…。どれも一度考えるに値する・興味を惹かれるものばかりです。
その中でも映画や小説、クトゥルフ神話TRPG(これらの話は次回以降にでも)の題材などになる沼男またはスワンプマンのお話。
“ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼のそばで、突然雷に打たれて死んでしまう。その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。
この落雷によって生まれた新しい存在のことを、スワンプマン(沼男)と言う。スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈しており、見かけも全く同一である。もちろん脳の状態(落雷によって死んだ男の生前の脳の状態)も完全なるコピーであることから、記憶も知識も全く同一であるように見える。沼を後にしたスワンプマンは、死ぬ直前の男の姿でスタスタと街に帰っていく。そして死んだ男がかつて住んでいた部屋のドアを開け、死んだ男の家族に電話をし、死んだ男が読んでいた本の続きを読みふけりながら、眠りにつく。そして翌朝、死んだ男が通っていた職場へと出勤していく。” (Wikipedia参照)
これは同一性問題のことで、似たようなものに哲学的ゾンビ、水槽の中の脳、先ほどのテセウスの船などがあります。『自分は本物だと思っているけれど、実は偽物なのではないか?』『本当は私以外の人間はこういう存在なのでは?』
などをひきこもっている時に延々考えていました。(たまに嫌な人に出会ってしまったらこう考えるようにしています)
ただこのような思考実験に正解など無く、個々人の意見を聞くことが楽しさの醍醐味といってもよいのではないでしょうか。色んな所で考えを見聞きすることはとても楽しいです!
私はこう思うけど、あなたはどう考える?
ここまで読んで下さりありがとうございました!