イマドキJSと紙粘土した結果
(但し、主役は大人に忖度しません)
見てくださって、ありがとうございます。もちだ ちよ子です。
不器用を煮詰めたような私(ちよ子)が、クリエイティブすぎる7歳の娘(くるみ)とハンドメイドしました。
不出来さも幼さも、成長の過程としてお楽しみくださればうれしいです。
小学生と言えば、紙粘土。
と思うのは私だけでしょうか。幼稚園の頃はひたすら灰色または暗い緑色の油粘土だったので、小学校の図工で紙粘土(しかも絵具で好きな色が付けられる)を貰った時は、胸が高鳴ったような気がします。
今は百均などで色々な材料に触れることもあるし、カラーの小麦粘土なども見慣れているし。イマドキの子供たちにとっては、白い粘土を成形した後に色をつけるのは「逆にめんどくさそう」なのかもしれないけれど。
ともあれ、作ってみました。
・切ったペットボトルを芯にした花瓶(娘のアイディアで、マグカップ風に)
・おままごと用ケーキ
・オシャレな女の子の頭
・キャンディー
他、よくわからないものたち
最初は面倒がっていた娘も、紙粘土の感触や、形を作る楽しさが気に入ったようで。
「たまには悪くないんじゃない?癒されるし?」
と。白い紙粘土で成形後、何日か自然乾燥。
「何色塗ろうかな。」
と、ワクワクする様子も、可愛いもので。自分の頃と変わらない部分を発見した気がしたのですが。
気のせいです。
時代は変わりました。平成すら過ぎ去り、令和も令和です。
色塗りは、二人で仲良く絵具を出して、ほんわか始まりました。
黙々と色を作り、塗る私たち。
5分と経たずして、我々は感覚の違いに愕然とするのです。
ちよ子 「あのさ、なんで今せっかく作ったきれいな色混ぜて、変な色作る?」
くるみ 「そこに色があるから。
混ぜられるような所に置いてあったら、そりゃ混ぜますよ。
たまにエモいニュアンスカラーが出来るし。」
ちよ子 「なんで、今綺麗なピンクに塗ったばかりの猫に
太い筆で次々違う色の模様描いちゃう?」
くるみ 「いろんな色が入ってたほうが可愛いから。」
ちよ子 「背景も色々、猫も色々だと、全部がとっ散らかって、
結局全部が見えにくくなる気がするけど?」
くるみ 「すべてのものに、色々なものが含まれているからね。
それに、色は色々あるほうが、楽しいし可愛いの。」
ちよ子 「いや、これは、可愛いというより、毒がある。
わるいやつの使うカップだ。むしろ闇すら感じる。」
くるみ 「ママは感性が古い。干からびた食パン。」
ちよ子 「パン粉にできるわい!」
彼女は、私が不器用な手で一生懸命塗ったショートケーキに「特製ブルーベリーソース」までたっぷりかけ(怒)、得意そうにしておりました。
塗り終わった作品は一晩乾燥させ、ニスを塗ります。
くるみ 「コーティング塗ったら、ラメも忘れずにね!」
ラメ?そんなもん、私の時代には考えもしなかったよ!だがやります。
しかしこれ、毒々しさが深まってないですか?
いや何も言うまい。娘の作品だ、私の感性は古いのだ、きっと娘が正しい…
なんか悲しくなったんで、甘いモノ飲んできますね。
ただいま帰りました。ずっと「ハサミで切って使う」と思っていた「牛乳を吸うと味付きになるストロー」、ハサミで切らなくていいことに今気づきました。
色々アップデートできていない自分を感じたところで、今回も楽しく制作できて良かったです(´;ω;`)




