夕空のミルクわらび餅
(デコればいいというものだと思っているようです)
見てくださってありがとうございます。もちだ ちよ子です。
不器用を煮詰めたような私(ちよ子)が、クリエイティブすぎる娘(くるみ)と一緒に料理しました。
不器用さも幼さも、成長の過程としてお楽しみいただければうれしいです。
朝から暑い日が続いておりますが、お変わりありませんでしょうか。
うちも古い上に、エアコンが行きわたらない構造なので、普通に暑いです。
ちょっと体調が悪いように思える日もあるほどです。
くるみ 「緊急わらび餅警報です。」
ちよ子 「それは一体何ですか?」
くるみ 「全人類は、人数分のミルクわらび餅を常に確保してください。
さもなくば・・・」
ちよ子 「何が起こるんだ!?」
くるみ 「弱いヤツからやられます。」
ちよ子 「誰に?」
くるみ 「暑さに。」
間違いない。
ミルクわらび餅というのは、最近娘の好物になったものでして。GWの旅行中、偶然手に入れた、南蛮屋さんのミルク味のわらび餅がとてつもなくおいしかったんです。(ごめんなさい。正確な商品名忘れてしまいました)
https://www.katsuura-kankou.net/asaichitenants2/
ミルク味のわらび餅に、きな粉と練乳をかけて食べるのです。そのスタイルも娘の口に合ったようで、和菓子に興味が薄い彼女も「また食べたい」だの「取寄せたい」だの毎日言っています。
現在取寄せる手段は見つからないままなのですが、ミルク味のわらび餅レシピがあったので、作ってみました。
https://www.morinagamilk.co.jp/recipe/detail/recipe.php?id=98007D
材料が2の倍数ばっかりで覚えやすいです。
くるみ 「じゃ、これ、雲のモールド(型)に入れて作ってみようよ。」
練りたてのミルクわらび餅は、スライムくらいのねっぱり具合なんです。モールドに入れるとか、もう軽く戦いです。とにかくミチミチと詰めてやって、一晩冷やし固めてから、余分なところはハサミで切って調整することにしました。(きな粉のかかった写真)
美味しいです。でももう力尽きました。
くるみ 「雲が出来たってことはさ、クマもできるよね?」
いやいやいや。こんな細かいモールド無理だから!って言っても分からんか。では出来ないことを照明するのみ。夜な夜なモールドのクマの部分にミチミチと詰めたあげく、上までてんこ盛りにしてやりました。空洞があれば、冷やしている間に重力で落ちてくるだろう、そして型に沿ったきれいな形ができるだろうと期待して。
翌朝、細かいところはアレですが、かろうじてクマと分かる感じにはなりました。耳が取れた子とか、三徹したあとくらいにやつれてる子もいますが。しゃあない。ついでに作っておいた、雲の型もいい具合に固まっています。
出来たものたちを、知育菓子だのフルーツソース(ブルーベリー)だのジャム(あんず)だのチョコソースだのゼリーだのでデコりました。余った子にはメープルシロップたっぷりかけて。うちのJSは何でもデコったらエモいと思っているようです。大量のアイスミルクティーとともに、
「最高にチルい~。」
と言いながら、口の周り甘くしながら食べてました。幼児と女子高生?要素がアンバランスに混じりあっていますが、諸々平均すると年相応ということでしょうか。
味の感想書きます。
知育菓子は、「知育菓子をわらび餅でかさ増ししている感じ」です。撮影の時艶っぽく見える、かつ透明感が出るよう、所々オリゴ糖をかけているのですが、そのためか、味に水っぽさはあまりなかったです。良くも悪くも知育菓子の味。知育菓子、強し。ところで、このために使った知育菓子は写らないもの含めて4種類。娘、どれも3口くらい食べて気が済んだようで。残りは私が美味しくいただきましたが。記憶に刻まれるほどソーダ系の味を堪能しました。何日か分の糖分とクエン酸摂った体感です。
フルーツソースは、ややソースの香りと甘味料の後味が強いようにも感じましたが、美味しいです。透明なのは、四角い寒天のお菓子を切り刻んだものです。
ジャムはオリゴ糖の上に、夕空をイメージしながら蜂蜜とあんずジャムを置いていたのですが、味のバランスは良かったです。
チョコソースは、板チョコに少々の砂糖と牛乳で1分チンからの高速攪拌で自作したものです。
わらび餅がやや水っぽく感じるものの、まあ良し。
市販のソースにすべきだったか?それはお好みが分かれるところかも。
ゼリーもオリゴ糖たっぷり入れたので、水っぽくならず、おいしかったです。給食の白玉フルーツポンチの味を思い出しました。あ、フルーツポンチに入れてもいいのかも。
メープルシロップ、美味しかったです。ご想像通りの味です。私はこれが好きかも。
娘はどれも楽しんで食べていたようですが、なんだかんだ、きな粉+練乳に戻ってしまうようです。
余談ですが、余った缶詰やゼリーも美味しくいただいております。
さて、二日続けて手作りおやつを作った私は、3日くらいご飯作らなくていいよね?
くるみ 「明日は私が夕飯作るから、アシスタントよろしくね。
ミルクわらび餅も切らさないようにヨロシク。」
凝り性の人のアシスタントは、自分でやるより数倍面倒なのですが、娘は100%善意。
明日も我が家の台所は賑やかになりそうです。








