「天空の魔女」第三話

前回の話

登場人物
まどか
ただし
すずは
剣道部員
解説

第3話
部活

まどか。授業が終わったね。

そうだね。

私は今から吹奏楽部だよ。
まどかは剣道部に行くの?

そうだね。

ただしと行くの?

そうだね。

どうして?
ただしってどうでもよくない?
なんでわざわざ一緒に剣道部に行くの?

私にはどうでも良い人なんていない。
ただしのお母さんからも言われているの。
「頼むから剣道部に一緒に行ってあげて」と。

私にはただしはどうでも良いけどな。
自殺がしたいならすればいいし。

すずは。言っていい事と悪い事があるんじゃない?

今日、部活が終わったら一緒に帰らない?

珍しいこと言うじゃない。
ただしも一緒で良いかな?

いいよ。どうせ家まで送るんでしょう?
ただし。そろそろ部活に行くよ。

嫌だよ。

なに言っているの?

・・・またあの女が来た。あの女、敵なしだからな。
今日こそはあの女に剣道の恐ろしさを見せつけるぞ・・・。
みんな、分かっているな?

・・・了解。

大将。今日からただしは私が剣道を教えます。

・・・いいだろう。ただ隅のほうでやってくれ。

分かりました。

今日は剣道部の人は殺気が強いな・・・。
帰り、何かあるかも?

・・・よし、今日はここまでにしよう。

今日は大将の練習メニューより疲れたよ・・・。

なに言っているの?ただしは男の子でしょう。
この位で疲れたと言わないの。

さてと、今日はすずはも一緒に帰ることになっているから。

えー、嫌だよ。

がたがた言わないの。
すずはは校門の所にいるはずだから。

まどかー!こっちだよー!
ただしはまどかにしごかれたの?大変だったね。

・・・・・・

さあ、帰ろうか。

そうだね。今日はちょっと気をつけなくちゃ。

何に気を付けるの?

ちょっとね。

気になるじゃない。

しーっ・・・こんなに早く来るとは・・・。

なになに?まどか?

そろそろ出てきたらどう?

なかなか勘のいいやつだ。

どうしよう。剣道部の大将さんたちだよ。

お二人さん、私の手をもって。
よっと!

まどかは二人の手をとって近くの屋根に上った。

これで、どうかしら?

まどかが屋根に上ったと同時に、一瞬で剣道部員たちが音もなく倒れていた。

山野まどか。見つけた。

第四話へ続く

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鮎川 ひろみ

利用してから10月で3年経ちます。 色々な人と会って学んで心も変わってきたように思えます 喜びや悲しみやイライラや一歩進んでみたり引いたり 色々感情が3年も経つのにまだ感情がまとまらないけど コロナと言うものが大きく自分に壁にになり自分なりに対策はしていますが 頑張っていきたいです。改めてよろしくお願いいたします

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